ぼそっ・・と独り言
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| 2001年06月16日(土) |
チューンナップ日記 1 |
恥ずかしながら、自分のバイクでチューンナップを体験した事がない。 初めて乗った、’89のXLH1200も、次の’99のXLH1200Sも、始めからS&Sキャブとスーパーとラップぐらいは付けていたからだ。
’99はキャブにサンダージェット、マフラーエンドは、パワーアップする非売品の、デッドストックパーツを付けてもらっていた。 新車のときからそうだったから、ノーマルがどんなものなのか体験した事がなかった。
ハーレーがエボリューションタイプから、ツインカムに変わって、ずいぶん乗りやすくなった。 ほとんど、エンジンもつつかなくていいほど、なめらかな走りだ。 でも、そこがハーレーらしさが減少したと、物足りなさを感じる人が沢山いる理由だろう。
「ぼそぼそ日記」を書いている自分は、足の怪我以来、しばらくライダーから遠ざかっていた。 今回、2001年モデルのXLH883は、初めてノーマルのままで乗る。
しばらくぶりに乗ったハーレーは、一段と扱いやすく、非常にスムースに走る。 加速も問題ない。 音も静か。 う〜ん。なかなかいいじゃない。 これなら、このままでいいかな・・と、思っていたのだが、そこはそれカスタム屋のサガ。 もっと面白くなるよと言う事で、キャブをちょっと加工してもらう事に・・・
純正のノーマルキャブを、ちょっといじってもらった。 マフラーも、同じ純正だけど、違うものと交換。 見た目は、全然変わらない。
でも、セッティングが終わるころには、音が変わってきていた。 「アイドリングは静かでしょう」と、メカニックのジェームスがチューンを終えた。
試運転兼ねて慣らしに・・
クラッチ合わせで、今までと同じつもりでアクセルを開けるといきなりエンストしてしまった。 おいおいと言うほど、パワーがある。 ちょっと、ひねっただけで吹き上がりがすごい。 アクセルワークに気をつけながら、初速・・ トルク感が違う!パワーもすごい。 前回乗っていた1200と遜色ないほどの体感。 開けたら開けただけ、文句なく加速する。 チューンナップとはこんなものなんだと、思わず感嘆してしまった。 今まで自分の知っているバイクとはまったく違ったものになってしまっている。 80キロをあっという間に走って戻った。 顔が思わず緩む。 お客さんが、キャアキャアと喜ばれる理由がわかる。
これにサンダージェットつけたらどうなんだろう・・・・。
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