徒然
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興味本位で触れたのがいけなかった。 朝、会社に行く前に立ち寄った先で、ふと思い出したようにそれに近づいた。
まさか、それだけでどうしようもなるなどとは思いも寄らなくて。 人間の感覚って、視覚や記憶だけで どうにかなるわけなんじゃないんだな、と痛感した。 『人間』というものをを甘く見ちゃダメだ。
一日、仕事をしながら、普段どおりの日常を過ごしながらも。 こんなに息が詰まるなんて、想いも寄らなかったから。
だけど、それでも近づいてしまうのは。 それだけ、私が切実なんだろうか。
帰り道、渋谷の街はお香の匂いがした。
どうか、その感覚で、壊してしまえたら。
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cherokee
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