それで - 2005年01月30日(日) 今日は千倉のお花畑とかみて、 お祖母ちゃんちへ行った。 あ、アンソニーの飼い主のSさんが言ってたこと。 彼女とアンソニーは本当に仲良くてなついてて、随分長いのかと思ったら、 まだアンソニーを引き取って半年しかたたないらしい。 彼女は盲導犬の申請を出しに行ったら、 「障害者手帳の級が2級の女性で盲導犬を持ってる前例はない」 という理由で県の補助が受けられなかったらしい。 実際のところ、Sさんは病状が悪化して耳も悪いから、 書き換え申請をだせば1級になる。 が、それにはものすごい手間と時間がかかる。 半年くらいかかる。 目見えないのに自分で書かないといけない書類があったり、 人に代筆を頼んだりしないといけない。 申請のために遠いところに行かなくちゃいけなかったりもする。ので、 未だ2級のままだ。 級を理由にするなら、正当な級の認定を受ける手続きをもっと簡単にしろ って感じだ。 まぁ、そしたら企業が補助をだしてくれて、 彼女はいまアンソニーと一緒に暮らせてるわけだが。 それで本題は。 盲導犬は盲人の目になるという性質上、目がよく見えている期間のみ使われて 8歳を過ぎると退職(笑)。老後を迎える為のボランティアに引き取られ、 盲人は新しい盲導犬を受け取るというシステムになっていて、 長い人では3代目4代目の盲導犬を使ってる人も居る。 だから、1代目しかも半年のSさんは盲導犬ユーザーの新米ということになる。 でもアウトドア派で行動的な彼女はすぐにアンソニーを連れて、 旅行や、クライミングに出かけたりしている。 と、それをねたむ人が居るらしい。 わざわざ盲導犬協会の名簿で彼女の家の電話番号を調べて、 嫌味や中傷を言う為に電話をかけてくるとか。 「随分自信満々なのね。」 と。 他にもイロイロ。 何の為の盲導犬なのか。 何の為に普通の犬ならしなくていい訓練を幼いうちからさせられて、 しつけられてきた犬なのか。 そもそも、犬の幸せってなんなのか。 よくわかってない人が世の中には沢山居るらしい。 しかもそれをネタに中傷しにわざわざ電話をかけてくるとは。 根性の捻じ曲がり方が尋常じゃない。 アンソニーはちょっと甘えっこだけど、Sさんになついていて、 Sさんはとてもアンソニーを可愛がっていて、 だからアンソニーはストレスの溜まるお仕事も頑張ってするし、 ハーネスを外してフリーにしてもらったときは本当に嬉しそうに、 ただの犬に戻って駆け回るし、 普通の犬なら家の周りの散歩だけの人生かもしれないのが、 色んなところに行って、 海とか、砂浜とか、岩場とか、森とか、自然を沢山体験できて。 周りの人はものめずらしそうにするけど、 きっとアレルギーとかじゃない限り邪険に扱う人は居ないし、 Sさんの生活の仕方を誰かが批判したりすることは出来ないと思う。 まだ数の少ない盲導犬とそのユーザーの、 生活のあり方の一つの答えだと思う。 それを、こともあろう事か、おなじユーザーから難癖を付けられるとは。 Sさんは滅多に愚痴はいわないのに、こぼしていた。 よっぽど、堪えたんだろうとおもう。 でも、アンソニーは幸せだと思うよ。 うまくいえないけど、それでいいんだと思う。 ...
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