「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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2005年10月02日(日) こどものけんかとヒゲ殿

突然、階下から怒鳴り声が聞こえた。
なんだなにごとだ。

降りてみるとヒゲくんがモックンを怒鳴りあげていた。
モックンはボロボロ泣きながら
「ボクはおとうちゃんになんでそんなことで怒られなあかんねん!」
と、はっきり口にしている。


おお〜。
なんかわからんが、戦ってる。えらいぞ〜。(息子の味方)


で、なに?
なにがあったの?


ごはんのあとで、アイスを食べたいと思ったミー。
冷凍庫の中には3種類のアイス。
チョコ(新)、ソーダ(古)、イチゴミルク(小)。それぞれ1個ずつ。

チョコに人気票が集まった。
すばやくご飯を食べ終えていたミーはさらっとチョコをつかみ、
『ミーはこれ食べる』と宣言。
それを見てマルが「ぼくも!」
んじゃ、じゃんけんな!とミーが言い出してミーとマルがじゃんけん。
マルが負けた。マルの割り当てはソーダと決まった。
意気揚々とミーがチョコアイスを食べるのを見て
マルがキュウキュウ泣き出した。
残りはイチゴミルクだ。
キュウキュウ泣くマルの横でモックンがイチゴミルクに
じゃ、ボクはこれな。と、手を伸ばしたら

そこで、ヒゲくんが怒鳴ったらしい。
「何でおまえはそんなことするんじゃあ!」


へ? なんで?

なんでですか解説のミーさん、これはどういうことですかねぇ。
「わけわからんよ!急に がー! て怒ってきたんやもん。」

ぶふ。唯一泣いてないミーに話を聞こうとしたのに。

なにを がー! て怒ってはるんですか。ヒゲ殿。

ヒゲ殿の言い分は
「アイスの取りあいが始まった。
じゃんけんで決着がついたと思ったのにまだもめている。(マルキュウキュウ)
まだ決着ついていないところにモックンが最後のアイスを自分のと言った。」
のようであった。

ふーむむむむ。


ヒゲ殿。

わかりにくい。




この場合、悪いのはマルであってモックンではない。

じゃんけんで自分の取り分が決まったのに
それを泣いてねじまげようとしてるマルがいけません。
この人は自分が小さいのをいいことにそういう手をよく使っています。
近頃はそれが目に余るのでただいま指導中なのですよ。

モックンは確かに間(ま)が悪かったかもしれないが
やったことはまちがってない。

確かに横でキュウキュウいうてる妹に、
ソーダがいやなら、イチゴミルクに換えてやろうか?と聞いてやることもできたかもしれないが
ソーダ(格上)からイチゴミルク(格下)の交換は通常この人たちの間ではありえない。


と、不服そうなヒゲ殿に説明した上で
あらためて
誰にもしかられてなかったマルを見過ごさずにちゃんと叱っておきました。
がー!!! とな。


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