「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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朝、新聞を取りに玄関を出たら ドアのすぐ外側が真っ白だ。
な・・なにかを撒いたのだな・・だれだ・・。
「誰じゃー!」と朝ごはんのテーブルに向かって眉を吊り上げると 「わーボクー!」とモックンが走ってきた。
いったいこれは何かというと 上靴の漬け置き洗いのバケツの中身をぶちまけたらしい。
な ん で す っ て ?
何を考えてそんなことを。なぜ? 「ゆうべ、お風呂を、沸かそうとして風呂場に行ったら、バケツが邪魔で。」
邪魔→処理 の体系はまちがってないんですが 過程が大幅に間違っています。
玄関のドアを開けて撒くものではありません。なぜ? 「上靴を干そうと思って、バケツごと持って外に出て、水が邪魔だから。」
・・・あちゃー。 始まりから間違ってるかー。
-- あのね。 「次を考える」ってことをしようよ。 これをしたら、次、どうなる? こうしたら、次、どうできる?って考えて動こうよ。
排水溝のないところに水を撒いたらどうなる? びちゃびちゃになるなぁ。 玄関が汚い水でびちゃびちゃになったら、 そこへ帰ってきた人はものすごく嫌な思いするで。 自分がしたことで 次、どうなるんや、って考えてよ。
バケツの中の水につかった上靴を見たんやろ? 次の行動は、「洗う」や。 ミーも、マルも、昨日のうちに自分でちゃんと洗って干した。 空いたバケツを見て、 「次は、まだ洗ってない靴をつけておく」っていうことをしたんやん。 親切やん。次のことも考えてるやん。 それをぶちまけるのは間違ってるよ。
おかあちゃん、玄関があんなに汚れてるのすごく、イヤ。 すぐにでも洗ってきれいに片付けたい。
でも、自分がしたことの後始末をするのはキミの仕事やから サッカーが終わるまで待ってる。 帰ってきたら、靴も玄関もちゃんと洗うこと!
めんどくさがって、いい加減なことをその場しのぎでしたら 必ず自分に後始末がかかってくる。
次を考えるってこと、でけへんかったら、 いつでも後始末に終われる羽目になるねん。
サッカーで考えてみ。 このプレーの後、次はどうなる、どうするって、考えへんかったら、 自分がどのポジションに走っていいか判断つかへんやろ。 次はどうする?って、考えようと思ったら、 相手を見て、味方を見て、目の前の状況をしっかり見ることからせな考えられへんやろ。
そういうこと、 考えてる?
これから、次はどうする、って毎日ちゃんと考えてみ。
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この説教のあと、サッカーの練習に行った彼ですが はたして先を読むプレーができたのだろうか。
うむむ。先は長い。
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