「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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2002年07月17日(水) ともだちのいみ

おかえりーと、ドアを開けたら、
モックンがボロボロと泣き出した。

ど、どした?

「レ、レーくんが、ぼくだけ、遊べへん!ってう、ううぅおーーー!!」

あちゃ。
落ち着かせて、話を聞いてみる。
どうやらいじわるされたらしい。

「ゲームのカセットを、ショーちゃんが持ってきてな、(ひっく)
レーくんちのスーファミでするん。(ぐぅ)
で、みんなでしようって言ったら、
今日は3人でしかできない決まりーって、ショーちゃんが言い出して、
レーくんもそうそう!って言い出して、
シューちゃんにけってーいって!!うわ〜〜〜〜〜んっ!」

「へんなの。」

「だからな、ぼく、そんな決まりないよ!遊ぼうよって言うたん!」

「うん。」

「それやのに、(ううう)ムリムリー!って!ぎゃおーん!!」


近頃、「なかまはずれ」を、子供たちがするようになった。
おにごっこのように、その時々で「オニ」になる子が違う。
理由もあるようなないような理由だ。
それがどれほど人の心を傷つけることか、わかってないな、と思う。


モックンは「あそぼー!」と、誰がいつ来ても、断ることをしない。
人と関わるとき、いつでもニュートラルに入ってる。
そういう性格に生まれついてる人なのだ。

だから、この仲間はずれの理由がわからない。
理由を聞けば納得できるのに、納得できるような理由はないのだから、
ことさらに傷ついてしまう。

モックンが、傷つかないように、と、思う母的ワタシは、
いつもいつもニュートラルに入っててもいいものなのか。と悩む。

「選ばない」と言うことは、「選べない」ということじゃないのか。



「モックン、ともだちっていじわるするものかな。」

ヘ?とモックン。

「おかあちゃんのともだちは、困ったときに助けてくれるし、
泣きそうなときにはがんばれって言ってくれるし、
楽しいことは一緒にしようって言ってくれるよ。

モックン、"ともだちのいみ"って、考えてごらん。

レーくんは。どうかな。

ともだちかな?」


モックンはじっと考えてから、泣いた。

レーくんと、これからもともだちでいられるか、
わからなくなって、泣いた。

ゆっくり考えていいんだよ。
気晴らしに、お買い物、行こう。






夜、レーがひとりでやってきた。

「・・・・モックン、きょうは、ひどいこと、ゆって、ゴメンな。」

パッと、モックンの顔が晴れた。
「いいよ!上がって、遊んでく?」



レーは、ママに、屈託なく、
「今日はモックンだけ来たらアカン!ていうたから、モックンこやんだんさ〜♪」
と言ったらしい。
即、ママからの大雷が落ちた。
「あ、あんた、自分がどんだけひどいことしたか、わかってんのかーっ!」
あわてて、あ、明日、謝るぅーというレーに、
「バカもーんっ!すぐ謝りにいけっ!今日1日、どんだけモックンが傷ついたかもわからんのかっ!」


いいともだちが、増えるといいね。
ともだちは、実は、むつかしいんだよ、モックン。




ちなみに、隣で私とモックンの話を聞いていたミーちゃんたら、
「ふん。レーくんが今度遊ぼうって来たら、家に入れてやらん。あったりまえやん!」
と、きっぱり言っていました。
それはそれで、トホホです。


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