「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
DiaryINDEX|past|will
天気がいいので薬局まで自転車で行こうか。 モックンは自分のマウンテンバイクに。 マルはままチャリの前に。 ミー、ママチャリの後ろに乗ってー。
「ミーは自分の自転車で行く!」
えー。ムリムリムリー。
「行くっ。」 言い出したら聞かないのは親譲り。
やっと乗れるようになった補助輪ナシの16インチの自転車は さすがに怖いとみえて補助輪つきの12インチの自転車を引っ張りだした。
うはー。それで往復2キロいくの? やめといたらー?ねー、やめようよ〜。
「行くっ!」
行く気満々。 行ってみるか。
モックンが先頭を行く。 真中をミーが小さな自転車に乗って飛ばす。 後ろから、ガンバレーガンバレーと声をかけながら自転車親子がゆく。
ミー、一生懸命、こぐ。 ペダルを一生懸命踏む。 私が24インチの自転車をひとこぎする間に、 小さい、小さい車輪をくるくるくるくる回して 一生懸命前に進む。
がんばれ、がんばれ。
歩道の段差に乗り上げる。 こけそうになって足をつく。 それでもまだこぐ。 こぐのをやめない。 がんばってる。
てっきり途中で音を上げて自転車を放置する羽目になると踏んでたのに、 ミー、がんばってる。
薬局に到着。 買い物を済ませて、また来た道をペダルをこいで戻る。
がんばれ、ミー。
ミー、はぁはぁいいながら、こぐのをやめない。 ペダルを踏み外しても、 こけそうになっても、 小さな小さな14インチの自転車から降りない。
がんばれ、もう少しだ。
がんばれ、がんばれ。 がんばれ、ミー。
ぐらっと、私の自転車のバランスが崩れる。 振り向くと後ろの座席でマルが眠りこけている。 う、うわぁ。 もう絶対ミーを助けてあげられないよー!
片手で後ろ手にマルを支え、 片手でハンドルを切りながら、 がんばって走るミーの後ろをじゃまにならないようにゆっくりゆっくりついていく。
モックンはもうとっくに先に行ってしまって、 ミーが先頭だ。 がんばれ、ミー。
やっと大通りの角を曲がった。 家が見えた。 あと少しだ。 ミーの自転車のスピードが上がる。
「着いた〜ぁ!」
がんばったー。 がんばったなぁ。ミー。
満足げなミーは汗かいたぁと、Tシャツを着替えた。
弱音吐かなくなったミー。 かっこよかった。
|