06:45起床。 ゆうべは寝つかれなかった… 何度も目を覚まして。恐い夢を見たり、(り)がしきり寝返りをうつので寒くないかときづかったり。 シャワーを浴びて目を覚ます。07:00には(り)も起こして、朝食に出る。泊り客が食事に来ているが、親子二人で、というのが目に付く。皆小学高学年くらいだから、うちと同じ受験なのだろう。 ゆっくり食べていたら時間がなくなってしまった。しかも(り)がトイレにこもってしまった。一番心配していたことが… 学校には8時半集合だから8時10分には部屋を出たかったのに、結局出たのが20分ごろ、下に降りたら降りたでチェックアウトの長い列。参った。それでも地下鉄三田線の水道橋駅はすぐ近くだったし、ホームに降りたらすぐに電車がきたけど。 学校に着いたのが35分ごろ。ま、なんとか間に合った。その安堵で「頑張って!」としか言えずに試験会場に送り出し、親は控え室(図書室)で待つ。待っている間にあれこれ脳裏をよぎる。名前や受験番号をきちんと書くように言い忘れたとか、最後まであきらめずに問題を見直せとか、あれ言えばよかったこれも…なんて後の祭り。はあ〜、疲れた。 一時間目国語、二時間目算数。10時50分に終わるまで、控え室でぼーっとしていた。落ちたらどうしようとか、どうにでもなれとか、あれこれ考えてしまって、気疲れしちゃう。控え室にいる親はだいたい50人前後かな。あと何人かは外に出て行ったから、受験生全体では50人+αだろうか。 11時過ぎに試験を終えて姿を見せた(り)心なしかさっぱりした顔をしている。「早く帰ろう。」と足早に学校を去る。といっても合否発表が14時半だからまた戻ってこなくてはならない。どこで時間をつぶすか、まったく考えていなかった。PCを持っていって待っている間映画でも検索しておこうと思ったのに、全然PCを開く心の余裕がなくて… (り)にそれとなく結果がどうだったか聞いてみるが、「わからん」だと。最後まであきらめずにやったかきいたら、「やったよ。何文字以内でかけというのが難しくて書けなかったけど。」と言っていたので、まあ本人なりに努力したのでしょう。努力賞ということで、アキバ万世でステーキを食べる。アキバに向かう道、やたら饒舌になる(り)。歴史の細かい話題をいろいろ語りかけたり、くだらないダジャレを言って「お父さん突っ込んでよ!」なんて。朝はちょっと押し黙っていたので、やはり彼なりにプレッシャーを感じ、試験後は開放されたんだろうね。万世で食事を待っている間、試験問題を見てあれこれ聞いたら、そこそこ答えられている。さっきまではこちらが落ちたらどうすっかなーなどと考えていたので、これならどうにかなるかもしれないという安堵感に満たされ、食事は美味しかった。 いちおう年末の面接で、第一志望であることを伝え、特別推薦という形を取ってもらったものの、試験がある程度出来なきゃいけないし、こちらもプレッシャーがあった。 ラオックスや書泉で時間をつぶしたあと、日比谷線秋葉原>茅場町で東西線乗り換え>飯田橋で南北線乗り換え>本駒込という経路で行ったら14時半を回ってしまった。駅から歩いて向かう途中、緑色の袋を抱えた親子。きっと合格発表でもらったのだろう。なんとなく目線をそらす。 門まで行ったら、事務室前で親子が何組かいる。合格して手続きをするみたい。うはー、緊張する。我々は先ほどの会議室へ行き、受験票を見せて結果の入った緑色の袋をもらう。掲示板に合格者の受験番号を貼るような事はやらない。受験生が50人前後だし、ほとんどの子が合格だろうし。 袋を手渡され、「この中に結果が入っています。」合格ともおめでとうとも残念でしたとも言ってくれない。うーむ、ドキドキ。封筒から紙切れを出して(り)に渡す。なんて書いてある? 合否判定の結果「合格」となりました。だと! やったね、おめでとう。さっそく事務室で受け付け。既に数組が並んでいる。2/9に集まりがあるんだと。草津は一日遅らせるか。 帰り道、(り)とハイタッチ! よくやったなあ。良かった。 電話でお母さん、じいちゃん、事務所に電話。 疲れた。とにかく疲れた。こちらも気分が落ちたり安堵したり、とにかく気疲れ。 帰りの常磐線はグッタリで、藤代まで口をあけて居眠り。 とりあえず、ひとつの山は越えた。まだまだ、これから思春期(それも人より遅く、問題も満載状態だろうが)に入り波乱はあるだろう。中学だってせっかく入れたけど、お宅のお子さんはやっぱり遠慮してもらいますなんてこともあるかもしれないし。ひとつずつ目の前の山を登っていくしかないか。ふう〜...先は長い。 -
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