| 2006年07月17日(月) |
「ブレイブストーリー」を観た!(ネタバレ注意) |
宮部みゆきさんの本を一冊も読んだ事がないのですが 映画「ブレイブストーリー」を昨日、私も観に行ってきました。 今まで宮部さんの作品はアニメ化されるような子供向けの内容ではないと 思い込んでいたので(「模倣犯」とかの印象があったからかな…) 今回のアニメ映画化は私にとっては意外に感じる出来事でした。 あ、でもゲームの「ICO」の小説を手掛けていたりしてましたよね… ファンタジー小説も私が知らないだけで多く書き残している人なんでしょうか。 世の中では宮部みゆきと言えば何を浮かべる作家さんであるのでしょうか。
そんな私のちっさい疑問(しかもどうだっていい)は置いといて・・・ 観に行った曜日が土曜だったせいかようわからんが、客層が子供ばかり…!! 私は通路側に座っていたのですが、ちょっと見回しただけでも前も横も斜前も 中学生くらいの子ばっかりだったんでもしや自分場違いなのかと思ってしまいました。 上映前にDSで遊んでたりするんやもんな〜。 心無しか横から1人で来てる大人の私を珍しそうに見ている視線を何度も感じた…。 見るな!なんだ、この格好が変なのか?ツレがいないのがおかしいのか?え?あ?(ヤクザか)
あれ?また映画の内容に触れてないぞ。(とっとと書けよな〜〜)
☆感想☆ ワタルもミチュルも可愛かった!!! 松たか子は声優もイケル…!!! ・・・以上!
キャラデザ良かったですよ!(相変わらずそこに五月蝿い人間ですみません) 表情がコロコロ変わる感じが良かった。表情がうまく心情に合わせて変化する瞬間って その場の空気さえも変わって見えるんですよね、あれがすごく見てる方としては好きなんです。 目が可愛くて綺麗なのが私的には好みでした。 あとキ・キーマのキャラクターもよかったです。(「なまら怖い」って言ったの気になった!) しかしああゆうキャラは仮に尾田っちがデザインしてたらもっと面白くて 味があるのではないだろうか…と一瞬考えてしまいました。(なんか失礼やな自分) アニメ映画って自分的には勿論脚本が第一に大事なのですが、 それ以上にキャラデザが受け付けられない風貌だとそれだけで観てて心踊らないので 今回も多少心配してたんですが(予告の絵しか観た事なかったので把握しきれてなかった) 実際に本編観たら、みんなよく動いてて「可愛い!」と思いました。 しかし、カッツはもう少しカッコ良い方が好きやな。あんま見せ場なかったですよね…。 (というか、カラーリングがなんかしっくりこないだけなのかもしんない。) ミーナは空中ブランコやってる時は可愛かった…。 最後「元気でねー!!」って君はそんなんでいいのか!? ミーナはたぶん、人間でいったら6才くらいなんじゃないかと思ったぜ…。
ワタルや美鶴が11才という年齢だったばかりに、 なんかもう…これアホかと思われると思いますが観てたら自分の子(脳の)を 思い出してしまいましてね…もうあれですよ、 おいさんはまるで親の立場みたいに観てしまいましたよ… あの子だったらどう考えるかな、どうするかな…とかそうゆう目線ですよ。 共感して観るというより、協力者として一緒に向き合うという感じで観ましたよ。
観てる内にワタルと美鶴は陰と陽の記号(大極図)のようだと感じてたんですが 最後の方で本当にその記号が出てきてビビった‥。 どちらの中にもその両方が存在してるのが面白かった。 そしてどちらかが陰か陽かの部分を大きく占めていた描き方だったので お互いの姿を見るといちいち苦しいと感じると思ったし、だからといって 決して相手の心が理解が出来ないわけではないというのも伝わってきました。 美鶴がなんかあの氷の塔みたいな所に入っちゃった時、 外側からワタルが「芦川ごめん!ごめん!そんな事があったなんて知らなかったんだ!」 と必死に誤ってるシーンは美鶴と一緒に胸が痛んだもんだ…。 あの時の美鶴の表情は突き刺さる痛みでしたよ…。
美鶴が消えちゃった時のワタルの表情はなんともいえないせつなさがありました。 周りの中学生(らしき女の子)からはすすり泣く声が・・・。 私も悲しかった。涙出るよりなんていうかな…喉の奥から心がぎゅううっと痛くなった。
話のオチとしては、そうなんだよ〜運命を変えるというか、 あった事をなかった事にするのは別に良い事じゃないんだよな〜〜〜 それに向き合っていく勇気がないからなかった事にしようと思うんだよな〜 おぉ‥だからブレイブストーリーなのか!(やっと気づいた!) という見解でした。(見解っていうほどか)
ワタルはすんごく偉いよね。 あんな現実離れした魔法の世界で家族を取り戻したいという願いが叶うんだったら、 こんなチャンスはないと夢感覚でお願いしちゃうと思うんだ。 でもワタルの中ではビジョンの人々もその世界もしっかりとした「現実」で 自分が生きてる世の中とかけ離して考えてるわけじゃない。 どーでもいいわけでも、自分の世界と比べてるわけでもない。 あることないことをそのまま素直に受け止めて善と悪も同様に感じて見ている。 ワタルはどこであっても与えられた世界に溶け込む力に長けた子だったと思います。 だから自分だけどうこうしようという物の考え方をしないんだと思います。 だからと言って、対極に位置していた美鶴は偉くなかったな〜とか そんな事は思ってないです。 美鶴の全てはどうあってもあの家族(妹)で、他の全ては受け入れてなくて 自分が溶け込める世界の規模がとてもとても小さかっただけだったんだと思います。 ワタルを友達だと漏らしていた時、彼の中でその規模がちょっと増えたように 思いました…(なんかほっとした瞬間だった) まぁ、私はどっちかっていうと美鶴よりの思考の人間なんですが ワタルの思考もすごくよくわかるのでどっちの意見を応援する訳でもなく ただ、二人に楽しい明日が用意されてたらいいな…という気持ちで ラストを見守っていました。そんで、その通りになって良かったです! ああゆうお願い内容で妹まで復活するとは思ってなかったけど、 ワタルと美鶴が元気ならそれでいいや!って気分ですよ。
子供が家庭の中で起こった辛い出来事で哀しく寂しい思いをするのって あったらイカンと思う…そんな気持ちを抱えたまま大きくなるのはイカンと思う。 それはとても何事にも変え難い悲しいことだと思う。 親が子供の前で家族の事を愚痴ったり、悪く言うのもイカンと思う。 「ダメ、絶対」だと思う。大きくなった子供の大人としてそう思います。
原作(小説)の方はどうゆう風に彼等の心情を描写してあるのかが気になるな〜 読んでみたいが、今読んでる本を読み終えてからじゃないと私には無理だ…。
それにしても松たか子の演技は上手かった…。すごいや!!
|