〜 Dont' think. feeeeeeeel !! 〜

2004年04月22日(木) 『ANIMAL X』 完結

本日発売のcharaで私の大好きな漫画『ANIMAL X』が終わってしまった…

残念なことにこの作品を知らない人がほとんどだと思うので少し経緯説明しますと、
この作品の出所は今はなき雑誌、角川の「ASUKAミステリーDX」でして、
そこで連載した後、全4巻(荒神の一族)でとりあえず完結。
そして続編(大地の掟)がCD BOOKと共に出され、
その後色々あったのか今度は白泉社からそれらを上下巻でまとめた
「完全版」が発行されて、数年後にこれまた何故か徳間書店の「Chara」
という雑誌で続編「原始再来」が連載再開されて今に至ります。

ファンじゃないと行方がわからなくなってしまう作品でした。
現在はその徳間から角川で発行されてた話も全部単行本化されているので
単行本の装丁がちぐはぐになる心配はないのですが(どーでもいい?)
普通の人はどれから読みはじめて良いのかわからんと思います。
(実際Aさんは間違えて買ったとかずっと前に言ってたぞ…)

順番はこの通りです。(おせっかいなファン)

ANIMAL X 荒神の一族』(全4巻)→『ANIMAL X 大地の掟』(全2巻)
→『ANIMAL X 原始再来』(現在9巻まで出てます。)

うーんこうして見ると今15册まで出てんだなぁ…(角川分もあわせると19册!?)
結構多いんだなぁ…わたしゃ途切れ途切れリアルタイムで
読んできた人のでそんなに册数あると思っていませんでした。
それに私は、リニューアルした徳間版(荒神の一族と大地の掟)は
持ってなかったりします…(内容同じだから…)しかし書き直しや
最後のコメント等が見たいのでぼちぼち集めていこうと考えています。

リアルタイムと言っても実は角川時代の3巻から読み始めてたりします。
当時(中学生)好きな絵描きさんがこの作品のファンである事から
書店に1冊だけ残っていた3巻だけを買って読んだんですが
もう衝撃で…すべての事が手につかなくなるくらい衝撃で…
部活の時も意識がANIMAL Xの世界にいっちゃってました。
その後、すぐにその書店(今は潰れてない)で1・2・4巻を注文しました。

最初は今まで読んだことのないタイプの絵柄に多少抵抗を感じましたが
どんどんどんどん杉本先生の絵が本来の持ち味を無くさずに繊細に
なっていくのがもう本当に素晴らしくて今ではもう特別視です。
杉本さんの描く瞳は宇宙一です…そんくらい良い絵を描かれます。
ANIMAL X以外の作品でもキャラクターの表情の豊かさや繊細さには
何度も心が揺さぶられたものです。
思春期にこんな稀な才能を持った人の漫画を読めて幸せだったと思います。

とてもスケールの大きい物語りなので私も展開が飲み込めない時がありましたが、
(馬鹿なだけなんじゃあ…)ただ湊と裕司が好きで彼等を通して
多くの問題や考え方を学ぶことは出来ました。
なんていうか野性や屈託のない愛情を本当に愛しく尊く思える作品でした。
愛について何度も深く考えたよ…杉本先生の描き方が他に類をみないんですよ!
ホンマに…こんな漫画もう出てこないよ!!

最終話は胸いっぱいで幸せな気持ちになりましたよ!!
平塚さんの娘、麻理絵さんがお宮参り時に観音様の話をするんですが
「男であり女である事でこの世の統べての苦しみをご存じなのよ」
「そして限りなく優しい…」という台詞にじーん…。
麻理絵さん初登場なのに…!!
こんな良い台詞を言う役割があったとは。

いや、もうこのラスト本当に素敵ですわ。
ネタバレになっちゃいますが、裕司の両親に会ったとか気になる。
(そこでどんな展開になったのか気になるー!)
最終話は世界中の人間と血族のそれぞれの歩みを垣間見る流れで
読んでて本当に幸せな気分になりました。
結ちゃんたちはオーストラリアのアーナベラで移住しとるんやなぁ…
というか結ちゃんが喋ってる〜と思うだけで我が子のように嬉しくなった…
「みなとパパー!」って可愛いー!
おぉ…いいなぁ…わたしもあんな家族が欲しい…超憧れ…
湊パパ良いよ!変わりなく明るいパパで良いよ!一途でいつも家族想い。
そしてまたカッコよくなった気がする…(今20代後半くらい?←若けぇ!)
裕司はもう30代後半くらいかと思うんですが、
なんだかまた綺麗になったような!あれはもう内から滲み出る綺麗さだよ!

わたしゃ中学の時、裕司がはじめて子供を産んだシーンを見て
わたしもいつか子供を産んで二人のような家族をつくりたいと思ったものです。
今思えばあれが夢のはじまりだったかもしれません。
ANIMAL Xはわたしがいつか子供を授かった時に
その子にも読ませてあげたいと思う作品です。
おかしいことなんてなにもなくて、慈悲深く愛に溢れた作品です。
出会えた事をいつまでも感謝します。こうゆう作品が描ける人になりたいです。

でもやっぱり終わっちゃったのは寂しい〜〜〜!!!

あぁ…全然思ったことまとまらんかった…なんだこの感想!(むしろ説明っぽく…)
こちらのファンサイト(原作と同じくらい前から好きな作家さんです)の
作者さんがとても素敵な感想を書かれていたので、お好き方にはおすすめです!
(好きな人はみんな知ってると思うけど一応書く)


 < 過去  過去日記もくじ  未来 >


卍 [HOMEPAGE]