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| 2001年12月03日(月) | あなたの存在が重かったの。 |
もう、昔の話だけど。
一目惚れしてたの気付いてた？
初めて見た瞬間に、ビビビってきた。
正直言って、めちゃくちゃ好みで。
あなたが欲しくてたまらなくて、
他の誰かに取られてしまうんじゃないかってヒヤヒヤしたよ。
あなたとの生活を手に入れたのは
ちょうど今くらいの時期だったよね。
どんな寒い日も、大きな体であたしを包んでくれた。
暖かさは、誰より知ってる。
暖かさは、誰より知ってたのに。
あたしはあなたと距離を置くようになった。
こんなこと言って信じてもらえるかわからないけど、
嫌いになったわけじゃないよ。
ただ・・・あなたの存在が重かった。
重くて、どうしようもなかったの。
だからあたしは、傷つけないように、しまい込んだ。
ロングコートを。
前フリ長すぎ。
ずっと前にロングコート買ったんですけど、
これ、重いのよ。
長時間着用すると、こう・・肩にずしっと・・
霊でもとりついているかのごとく重い。
そんで、暑いのよ。
保温力ばつぐーん。
このコートを着て駅までチャリンコで走って
電車に飛び乗ったら、血液沸騰する。グツグツと。
当時はよく着てたけど、もうあんまり着ません。
それでもまた寒くてたまらないときもあるだろうし、
やっぱり好きなコートだから、
クローゼットに大事にしまっておこう。
ところで２５歳でダッフルコートはまずいですか。
