ときどき、晴れ...

 

 

「スター」が作られていく過程を見ている。 - 2009年02月07日(土)

日経トレンディを読んで、改めて感じる違和感。

あれは、そういう目的の記事なのだから、ざっとした感じでいいんだろうけど。
拾い読みして咀嚼するのは、本人たちの言葉とジュリーの言葉くらいなので。

つか、ジュリー。
2回目、て。

ピカの頃に受けた取材はなかったことになってるのか?(笑)

ともかく。
なんだか、そう。
これ読んで、相方といろいろ話して、はっきりした「違和感」の原因。

彼らの10年を振り返る、振り返させるインタビューを多く読む機会が増えたのだけれども。
結局のところ、なんか、

なんでそんなにドラマティックに仕立て上げようとしているの?

っていう疑問に行き着いた。

この10年、私が見てきた彼らの姿と、彼らが自ら語る彼ら自身の姿と、そしてそれを受け止める記者さんらや、新しくファンになった人たちの感想に、整合性がうまく取れてない気がする。

彼ら自身の言葉は、そら本人談なんだから、それは本当で。
そして、ある意味で、私が見てきた姿の側面を示しているとも思える。

彼らが若くて、当時、見えなかったことが、今になって振り返ると「こういうことだったのか」と気付いた上での言葉、とか。
オイラ自身も若くて、見えてなかったりしたこともあるけれども。
それでも、大抵、それは観てきた側面であるとは思える。

んでも、ね。

そんなに「苦労」してきたわけじゃないでしょう。
いや、彼ら自身が見せないようにしてきてたし、そうすることがいいと思ってなかったっていうのはあるし。
だからこそ、観ないようにしてきたし、知る必要のないことだと思ってたから。

どれだけの苦労も、努力も、結局、それはすべてお仕事の結果でしか、うちらには届かないから。
そして、それが彼らの仕事だから。
だから、彼らは、ずっと当たり前に仕事をしてきただけだし、そのときどきでやれることをやってきたと思うし。
「結果」を見れば、どれだけの努力や苦労の結果かが判るわけで。
それでいいと思ってたし。。。

一番、違和感を感じるのは、「お客さんが入らなかったコンサート」ということで。

そりゃ、私はそんなに回数も入っていないし、いろんな会場に行ったこともないけどさ。
そんなに大袈裟なことなのかな?って、思ってしまう。
それはたぶん、スマ兄さんたちの経験のイメージがあるからだろうけど。
でも、言ってしまったら悪いけど、たぶん、そんなに悲壮感溢れるものではなかったと思うよ?
埋まらなかった会場は、過去あっただろうし。
そりゃ、タダ同然でチケットが売られていたことも、タダ券が配られていたこともあった。

「でも」

そう大きくとりだたすほどなものだったのか?って。
具体的に、いつの、どこの、どの公演だよ?って思ってしまう。

東京ドームで、満席の会場見て、どこかの会場を思い出しただけじゃないのかなぁ。って、今でも思ってるし。
少なくとも、福岡では。
同じジャニグループで、もっと、それこそ「苦労」と語っても納得できる状況を経験したグループを知ってるから。
(それもまあ、又聞きだけどさ)

んでも、サンパレスからすぐにマリンメッセで公演できるようになった嵐さんに、そんなに言えるこっちゃないと思ってたりする。

主観にすぎないし、オイラ自身があんまりそういうのを気にしてなかったっていうのもあるから、なんの説得力もないけど(笑)
なんでそんなドラマティックな展開を用意しようとしてるんだろう?って。
そんなに、昔は売れてなくて、ようやく売れました!!ってことにしたいの?

……したいんだろうけど。
実際、そうなんだろうけどさ。

でもね。

当時から、嵐さんがそういう態度だったらまだ違和感ないと思うんだよ。
んでも、ずっとファンやってきて、彼らからそういうのが伝わってきたことってないんだよ。

絶対に、コンサート会場の客席を埋めなきゃ!とか。
CDを売らなきゃ!とか、ランキングに入らなきゃ!!とか。
絶対、この5人で売れるんだ!!

強烈に今、語られるに値するほどの感情を感じたことがない。

コンサートはファンと楽しく作る空間で。
CDは、なんとなく売れたほうがスタッフさんとか嬉しそうだよ、程度で。
たまに、どうしても売れなきゃいけないんだろうなぁ。っていう雰囲気が、イベント実施で伝わってきたりするくらいで。
ランキングは、そこまで興味もなく。

売れる/売れないも、とりあえず、今やる仕事を頑張ってします!っていうことばかりで。

……やっぱり、04年の相葉ちゃんの手紙から始まったようにしか思えないんだけれども。
それでも、「今やることを一生懸命やる」ってことは、今も変わらず、そのままで。

Timeのアリーナ最後で、いろいろ言ってたんだっけ?そういえば。
あの辺くらいからなのかなぁ。
走り出して、「時に待たせるだろう」?

待たされたまま、いつか戻ってくるときがあるんだろうか?
待ってていいことあるのかなぁ。

とりあえず、なんとなく、潤くんが振り返らないっていうのならば。
なんかもう、どうでもよくなった。
だいぶ、諦めついたよ。
ジュリーさんもウキウキ浮かれてるみたいだし。
その楽しさもわかるし。
スタッフさんたちも、きっと意気込んでいるんだろうし。
んでも、ジュリーさんやスタッフさんが頑張れば頑張るほど、ヲタに還元されるようなことってないんだよなぁ。

私は、嵐がやりたいことをやってるのを観れさえすればいいだけなんだけど。
そういうことを考える暇もきっとないだろうし。
「振り返らない」わけだしなぁ。結局……。
それで、「心をこめて」って言われてもなぁ。。。

やっぱり、一番大事な人たちは、周りの人たちじゃん?
嵐さんの周りの、彼らを支えてくれてるスタッフさんたちが一番大事でしょ?
結局はさ。

今まで、数字取れなかったり、CD売れなかったり、やっぱり、今の売れてる状況見てたら、全然、彼らの態度や意気込みも違うんだろうと思うし。
それに応えようとしてるんだろうなぁ、と思ってるのさ。

そういう中で、もっと嵐さんがやりたいことやってるの観たい、とか。
もっとできるはずなのに、て思ってても、障害でしかないっていうか。
何も考えずに、ほいほい着いてくのが一番いいファンなんだろうなって思うんだよねー。

結局は、5年前、6年前の嵐自身に恥ずかしくない嵐になってほしいだけなんだけど。
振り返らないんだもんなぁ_| ̄|○
それで平気になった、っていうのがもう……。

振り返ったら何思うんだよー。じゅんー。

ようやくスタートラインって言葉を聞きながら、やっぱり。
「周りの期待に十二分に応えられる嵐さん」っていうの?
そういうことかーって思って。

今、いろいろ求めても、言っても仕方ないんだろうなぁ、って。
ようやく諦めがつきました。
なんかもうどうでもよくなったーヽ(´ー`)ノあははは。

本人たちも周りの期待に応えるのに必死だし。
そこに自分らの意思があるのかどうかもよく判らないし。

今の、いい子ちゃんぶってる嵐さんは、正直見てて、たまに気持ち悪いけど。
そのいい子ちゃんの面の皮をひっぺがしたくなるけど。
求められてる人になってるんだから、しょうがないんだよなー。
それでいいって思ってるんだろうし。
タレントさんとしては、それが正解なんだろうし。
本人らがきつくならなきゃいいよ。
そう思う。

んでも、嵐さんが見せたいもの、好きなことをしてこそ、しっかりつくファンが必要なんだと思うんだけど。
今、嵐さんはどうなんだろうなぁ。
好きなことやれてんのかな。

てか、オイラは、仮にトップに立てたからと言って、好きなことができるとは思ってないんだけど。
むしろ、好きなことはできなくなっていくだけど思ってる。
その種類もよるだけろうけど、たぶん、誰もが幸せになれるようなことが叶うってのは、ちょうどいい範囲ってのがあると思うんだー。
もし、嵐さんがやりたいことあって、それを実現させたいと思ってたとしても。
それは、売れれば売れるほど、トップに立てば立つほど、叶えられるものではないと思う。

ま、そういうことも最近は聞けなくなったから、全然わかんないけどねー(笑)

つか、やっぱり何が致命的って。
究極的なところ、嵐メンのほとんどは、売れたいって思ってるわけじゃないことなんだよなぁ。
スタッフが喜ぶから、そういう地位を必要とされているから。
そういう期待に応えようとはするけど。
じゃあ、実際、自分らがホントに売れたいのか?ってなると、たぶん、違うと思うんだよなー。

嵐さんのやりたいことが、売れたら叶わなくなることだと、なんとなく思ってしまうオイラの妄想が、いちばん厄介なんだろうけど(笑)
でも、そう思ってしまうんだよなー。

せっかく引いてくれたレールだから、きちんと期待に応えなきゃ。とか。
ここまでやってくれてるんだから、結果を残さなきゃ。とか。
そういうことなんだよなー、結局さ。

そういうの全部抜きにして、自分らはどうしたいの?って聞いたら、あの人たちはなんていうんだろうか。
……見当つかないなぁ。むーん。

とりあえず。
なんていうか。

しみじみと、こうしてドラマティックな話や、苦労話で彩を添えながら、スターは作られていくんだなぁと思いました。

ま。自分らの苦労よりも、とにかく結果のみを重視する嵐さんが、好きでしたよ。
オイラは(笑)

仕事で返してもらえれば、それでいいんだけど。
最近、コンサート行っても仕事で返してもらってる気がしないんだよなー!!

でも、なんともなんないんだよな、これな!!(笑)

そういうことが、なんとなく判って、だいぶスッキリしました(笑)

なんともなんないんだ、今。
これから、また5年?10年?経って、あの人たちは、今の自分らをどんな風に言うのかな。
にのさんは、なんて表現するのだろう。
そういうことが、今は楽しみであったりもしています。

しっちゃかめっちゃかだけど。
なんとなく、過去の嵐さんが蔑ろにされてる気がして、むしゃくしゃしてるだけです。
結局は(笑)

だって、ずっと楽しんできたもの。
苦労と背中合わせに観てきたわけじゃないもの。
一つ一つの仕事を、きちんとやろうっていうのを観てきただけだもの。

売れなくて、どよーんとしたことなんてあったか?

売れたいねぇって、ぼんやりみんなで上を向いてた記憶しかないよ。

言葉を読みながら、悲壮感を感じて。
どよーんとしてたのを想像しそうになるからいやなんだい。

楽しかった記憶しかないもん。
こんなもんだよねぇって笑い飛ばしてきただけで。
売れない時代を乗り越えてきた、っていうよりかは。
ただひたすらに、いつも楽しんで過ごしてきたっていうようなイメージしかないのさ。

おかしいよねぇ、とか。
なんだよこれ、とか言いながら。
なんだこの意味不なプロモーション(笑)とか。
売れ臭とか言いながら。

裏ではどうかしらんけど。
でも、そうして笑いとばして過ごしてきたから。
そういうのを見せない彼らが好きだったのさー。

っていう。

だけの話、か(笑)

忘れてないもん。

アルバムが出て、「ようやくこれで嵐の曲だけでコンサートができる!」って喜んでた嵐さんとか。
「今までにない演出考えてるから楽しみにしてて!」って、すごい意気込んでた嵐さんとか。
週刊誌載ったら、載ったで、MCでなんとなく否定して笑い飛ばす嵐さんも覚えてる(笑)

めんどくさいよなー。
めんどくさいねー。

どうしよう。

どうにもできないんだけど(笑)

とりあえず、どうでもいいやね。もうね(笑)

とにもかくにも。
どうしたら自分がいちばん楽しいかどうかを考えて。
自分が後悔しないようにするだけさ。



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