ぼんやりん日記
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2003年01月19日(日) センター試験2日目。

朝起きてやっぱり昨日と同じでOさんと待ち合わせて電車でゴー。
地理が難しかったのなんのと話をしながらも、電車の中に貼ってある
線路図に「千葉ねずみの国」を目で追って会場駅に到着。
昨日とは若干空気が和やかな感じで会場に向かう。
Oさんとも試験棟が違うので別れて教室入り。

やはり昨日とは若干余裕のあるスタートの国語。
でも個人的にはすごく不安なスタートでした。
そしてそれは的中。
ここ1年間の模試・演習を通しても至上最悪な点数をたたき出した当日でした。
評論はまぁよかった。といっても慎重になり過ぎて時間を圧す原因に。
そして小説。
もう何がなんだかさっぱりわからない。これ? これ? え? みたいな。
小説は確かに苦手だとは思ってたけど、ここまで確信が持てないとは、という
焦りと引きずってパニック状態で古文へ。やはり内容がうまく頭に入らない。
続いて漢文。時間だけで気になって問題どころじゃなくなる。
そして試験終了。

終わったな。

そう思った。
深く反省点が残る現役のセンター国語。

地学は理科2群なので、昼休み含んで1群の間は勉強してよう! と思って
外に出ると放送室仲間のエビさん発見。と、ちょろちょろ話していると
全員集合! みたいな。国語のショックの反動で変にハイテンションな俺は俺が怖かったです。
結局カーネルとエビさんと俺で玄関先で弁当食って雑談。
しばらくして理科1群の試験時間に近づいたのでカーネルとは別れ、
エビさんと控え室へのそのそと移動。寒かった。

控え室には知った顔もちらほらいたけど特に話もせず、地学の確認をしてました。
エビさんは横で寝てましたね。あはは。問題も出したけど。

で、理科1群が終わって試験会場に戻ろう! てな訳でのそのそ移動していると
対向からは放送室の顔がちらほら。ちょっぴし雑談して、総合理科のおかしさを
散々笑って結局なんか全員集合じゃん! というところで解散。
自分は理科の後に本命の公民(現代社会。地理は二の次)があったんですが、
さすがにまた1人で帰るのは今日ばかりは嫌なんですけど、ということで
公民受ける人いないの?と と聞いたところC君とエビさんが該当。
情けない話(というか自分らしくないけど)途中まで一緒に帰りません? と
だけ言って一応解散しました。で、地学はまた今までとまたずいぶんレベルが
上がって(というかすごく応用力強化で、暗記系じゃなくて理解系になっていた)
割と苦戦し、過去問演習での最高点より10点低い結果に。

現代社会は・・・・まぁ1番できました。あらよいよい。
1番勉強時間が短いんですけどね。地理の苦労はあうあうあうあ。
真面目に早い段階から勉強してたら90点代も夢じゃなかったかもしれません。
ま、来年のセンターは地歴と公民、2教科受けなきゃいけないんで何がどうという
こともなく、地理と現代社会を勉強するだけです。

公民が終わって解答用紙が回収されて、試験官が言いました。

「これで2003年大学入試センター試験を終了します」

なんか、ドォン! とくるものがありましたね。当時は
なんか終わるという感覚が麻痺してて。
今考えると長くカウント過ぎだったんですね。
現実味を薄れさせる結果だったと思います。
ま、今年も来年に向けてカウントはしますけどね。

はぁ、とため息ひとつで建物を出てしばらくうろうろしているとエビさん発見。
話を聞くとC君は先に帰っちゃったよ、とのことで2人でトボトボ駅に向かいました。

今年のセンター試験で1番印象に残ったのは? 
と聞かれると国語とあのエビさんの台詞だと答えますね。俺。

会場は田舎です。
日が暮れて、空は紫色。
小さな川にかかる橋を渡ると次は畑。
どこか牧歌的で、どこか物悲しい雰囲気。
エビさんはこう言いました。

「いやぁ、俺、遊び過ぎたわ!」


返す言葉も無く、なんかもう俺はバカみたいに(いや、バカだ)
1分以上たっぷり笑って笑って笑って、来年がんばろう、と思いました。
そして
「ち、違いねぇ・・・・です! 俺も・・・です!」
とまだ笑いが収まらないまま返しました。

変な表現の仕方ですが、あのときエビさんに惚れましたね。あはは。

なんかね、センター試験を締めくくったはずのあの試験官の台詞に
上書きされちゃったんです。エビさんの台詞が。

で、浪人が決定した3月11日執筆。という訳☆

がんばろ。


びー子