昭和な日々。...jojo

 

 

母の日に。 - 2002年05月16日(木)

昔、運命的な出逢いをした人がいて、何故運命的かというと
初めて会ったその日その時顔をみた瞬間にその人と結婚するとわかったから。

彼とは22も歳が離れていて
自分たちにはわからなかったけど
どうやらふたりはどこか少し顔つきが似ていたらしく、よく親子に間違われた。
そうでなければちょっと歳の離れた愛人くらいに思われていたりした。
そんな彼は当時40をとっくに過ぎていたけれどずっと独身で
政財界という、私には未知の世界で仕事をする人だった。
私はといえばセツモードセミナーというヘンテコで素敵な学校に通う苦学生(?)で。
まわりから見たらとても不釣合いなふたりだったことでしょう。

彼のちょっと異常な人格のため
4年間の結婚生活は決して穏やかなものではなかった。
貴重な経験はいっぱいさせてもらったし楽しいこともあったけど
彼がいなくなった後、いろんな苦しいこととか嫌なことがあったとき
その結婚生活に経験した辛さを思えば「あの頃よりはまだいい」と思えた。

3年目にして二人の間に子供ができた。
性格は環境によって作られるけど
それ以外は父親に似た子だったら申し分ないと思ってた。
性格以外はなにしろパーフェクトな人だったから。


生まれたばかりのときは彼とうりふたつだったけれど
大きくなるにつれだんだん母親似になっていって・・・
今じゃ見た目も頭の中身も普通すぎるほど普通の中坊。


誕生日にプレゼントしてくれるはずだったCDが
延びに延びて母の日のプレゼントとなりました。
「も〜今頃こんな(時期おくれの)CD買うのほんとに恥ずかしかったからっ。」
とか言いながら買ってきてくれたのはRipSlymeの「One」。




『としちゃん
 ほんとにありがとう。
 貴方は私の子供として生まれてきたためにちょっと大変だったかもしれないけど
 私は貴方のような優しい子供に恵まれてほんとにしあわせだと思っています。
 こんなハハですけれどこれからもよろぴく。』





自分の命よりだいじだと思えるのは君だけです。
(これは15年前の画像。あうぅぅぅ。)







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