Web Masterの日記



イラン

2026年04月06日(月)

出口が見えないアメリカ&イスラエルとイランとの戦争。
中東と言うと「アラブ」というイメージが湧くが、
実はイランはアラブではなく「ペルシャ」であり、
中東の他の国よりも歴史も古い国だ。
かつて、中国とイランの首脳が話した時、イランの首脳は
「中国は3000年の歴史を誇るが、イランは5000年の歴史を誇る国である」と
誇らしく言ったという。
しかもアケメネス朝ペルシャ帝国ではエジプト・メソポタミア・小アジア・
中央アジアの一大帝国を築いた。

イランの古代の歴史は次のようなものらしい。
・エラム文明 〜紀元前2700年くらいに存在。メソポタミアと交易。
・メディア王国〜紀元前678頃に成立。アッシリアを滅ぼす。
・アケメネス朝ペルシャ帝国〜紀元前550年から330年
        創設者キュロス2世 史上初の「世界帝国」
        宗教ゾロアスター教
        ギリシャと戦争(マラトンの戦い・サラミスの海戦)
        ※この敗北で西方進出が止まる。
        アレクサンドロス大王の東方遠征によって滅ぼされる。
・パルティア帝国〜紀元前247年から紀元224年
        ローマ帝国と戦争(カルアエの戦い)強力な騎馬部隊
・ササン朝ペルシャ〜224年〜651年
        中央集権国家・国教はゾロアスター教
        ローマ帝国(後のビサンツ)と長期戦争
        ホスロー1世
        イスラム勢力(正統カリフ)により651年滅ぼされる。
        これによりイスラム化が進む。
        ただしペルシャ文化は残り開花する。

というわけで、イランはこんなに歴史のある国なのだ。
過去、アッシリア、バビロニア、ギリシャ、ローマ、イスラムと戦ってきた。
その後をみればモンゴル帝国とも戦ったりしている。
なのでイランの人々は自国の歴史に誇りを持っている。
他国に蹂躙された歴史もあるので侵略行為に対してシビアだし、
戦うことにも躊躇がないように思える。

こうした歴史を知って現在を見てみると、今のアメリカとの戦争が
違って見えてくる。
イスラエル(ユダヤ)との関係でも、アケメネス朝のキュロス二世が
「バビロン捕囚」で囚われていたユダヤ人を解放して故郷に帰して
ユダヤ教の信仰を認めたという歴史もある。
旧約聖書ではキュロス二世はユダヤ人の救世主として描かれているとか。
イスラエルの人はこの歴史をどう見ているのだろう?
ゾロアスター教とユダヤ教の関係も深掘りすると面白そうかも。
こんなことなら真面目に世界史の授業を受けていれば良かった。

とにかく早く平和的解決をしてもらいたいものだ。

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