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2025年08月15日(金)
今日は8月15日、終戦から80年目を迎えた。 8月15日といえば終戦の日、子供の頃から、そのように教わってきた。 父が激戦のニューギニア・ヌンホル島で戦争を経験し、 子供の頃から戦争の悲惨さを聞いていた自分にとって 毎年、この日は特別な日でもある。 正午に甲子園球場で鳴る黙祷のサイレン、 あの1分間は本当に時が止まったような感覚になる。
日本武道館では今年も戦没者追悼式が行われた。 戦没者の遺族や各界の代表者ら約4500人が参列したが、 その半数超が戦後生まれとのこと。 終戦80年ということは、生き証人も80歳以上ということなので仕方ない。 そこは本当に時の流れと言うしかないのだろう。
この夏も映画やドラマで太平洋戦争関連の作品が多く公開されている。 たとえ、フィクションであろうと、実際に起きた戦争を描いているだけに 幼い頃に父から聞いていた戦争の話を知っているだけに なかなか見たいという気にはなれないのが本音だ。
終戦100年まであと20年。 その時まで自分が生きているかどうかは分からないが、 日本はどうなっているのか? 世界はどうなっているのか? 地球はどうなっているのか? 少なくとも、今よりはマシな世界であってほしいと思う。
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