今日は３月20日､あの地下鉄サリン事件から30年が経過した｡
1995年3月20日に流れた衝撃のニュース｡
東京都内の地下鉄で呼吸困難を訴える乗客が続出し､
築地駅の上､晴海通りには多くの人が横たわっている現場の映像は
今､見ても日本で起きたニュースとは思えないくらいの衝撃｡
その後､地下鉄から猛毒ガスのサリンが検出されたこと､
そして､そのサリンを地下鉄に撒いたのはオウム真理教の仕業｡
同年１月に阪神大震災が発生したが､この出来事以降はTVも新聞も
オウム真理教関連の番組が増えていた｡

逃げ場のない地下鉄を標的にした無差別テロ｡
被害者の出た千代田線､日比谷線､丸の内線は霞ケ関駅を通過する路線｡
いわば国家権力のお膝元だけに､警視庁に対する挑戦状だったのだろう｡
だが､そんな事のために関係のない乗客や乗員を巻き込んでのテロ行為は
決して許されるものではない｡
すでにサリンに関わった教団幹部は全員死刑が執行されているが､
このような凶悪なテロがあったことを風化させてはならない｡
明日はフジテレビ系列で地下鉄サリン事件をテーマにした
スペシャルドラマが放送されるらしい｡
どんな内容のドラマなのか録画して観てみよう｡