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2025年01月23日(木)
2019年に現役を引退してから5年が経過したイチローは今月16日に 日本球界で野球殿堂入りを果たしたばかりだが、 日本人として初のアメリカ野球殿堂入りも果たした。 期待された満票には僅か1票足りなかったが、それでもイチローの功績が アメリカからも認められたということだ。
2001年、日本球界で7年連続首位打者の称号を引っ提げて 日本人野手として初めてメジャーリーグに渡ったイチローは、 ルーキーイヤーで新人王とMVPをダブル受賞。 2004年には今でも破られていないシーズン最多安打記録の262安打を樹立。 2019年の引退までにMLBで通算3089本のヒットを積み重ねた。
アメリカ殿堂入りはメジャーリーグで10年以上プレーし、 傑出した成績を残した選手を讃える制度で引退から5年が必要。 歴代の顔ぶれを見ても、非常に名誉である。 イチローの魅力は何といっても走攻守が高いレベルで三拍子揃っているということ。 ゴールデングラブ賞も10年連続で受賞するなど、守備でもファンを魅了してくれた。 あとはケガが少なかったのも45歳まで現役を続けられ、多くの伝説を 残していった要因の1つだろう。 50歳を過ぎた今でも、女子選手相手とはいえ9回を完投できる体力が あるのだからホントすごい選手だ。
マリナーズはイチローが背負っていた背番号51を永久欠番にすると発表した。 また新たな名誉が誕生した。
現在のイチローはアメリカでマリナーズの選手らを指導し、 日本では高校球児らを熱心に指導している。 巨人の浅野も高校時代にイチローから指導を受けてもらっていたのは有名な話。 本当にどこまでも野球が好きな人なんだと思う。
イチローの現役時代のプレーを実際に観ることができたのは 本当に幸せなことなんだなと心から思う。
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