Web Masterの日記



戻ってますか?

2021年11月04日(木)

「戻ってますか?」
緊急事態宣言の解除に伴い時短要請がなくなり、酒類の提供も解禁となってから
会う人、会う人に必ず聞かれる言葉だ。
で、なんて答えるかというと「戻ってないですね」
さらに続けて「会社の飲み会禁止条例が解かれていませんからね」と
戻っていない理由を述べる。
相手方は「そりゃ大変だねぇ」と返してくる。
もう、これが定番の挨拶みたいなものになっている。

緊急事態宣言が明けても人々の意識は殆ど元に戻ってはいないと実感している。
飲食店で飲み食いする人の数字をコロナ禍前の通常時で10割とするならば、
コロナ禍になって3割弱くらいに落ち込んだと思う。
そして時短や休業要請の時に通常営業(闇営業含む)している店は
全体の1〜2割程度で3割弱の外食需要に対して、
要請を無視して開いている店は1割〜2割しかないので
当然、開けている店に客は殺到した。
この状況が緊急事態宣言中。
ちなみに、うちの店は闇営業なんかしないで、ちゃんと国や東京都からの
要請を遵守して時短営業や酒類提供停止をやっていた。
まぁ、8割〜9割の飲食店は真面目に要請に従っていたはず。

そして時短要請が解除されて、一斉に飲食店が通常営業に戻った。
もちろん、うちの店も1月8日以来の通常営業に戻した。
要は今まで1割から2割程度しか開いてなかった飲食店が
10割全開で通常営業に戻ったことになる。
しかしながら、肝心な客は3割弱から10割に戻ったかといえば、
ほとんどそのまま3割ないし多くても4割くらいしか戻ってない。
そうなると、通常に開けた飲食店のほとんどが、未だ戻ってない
少ない客というパイの奪い合い状態となる訳だ。

それが緊急事態宣言明けから街の様子を見ていて思ったことだ。
そもそも、緊急事態宣言中も、緊急事態宣言が明けても、
呑んでいる人は通常営業している店を探して呑んでいた。
さらに緊急事態宣言中に飲食店に行くのをやめて自粛していた人は
緊急事態宣言が明けても未だ自主的に自粛している状態が続いていると思う。
なぜなら、コロナで人々の意識が変わってしまったから。

今月から年末年始にかけては少ないパイを奪い合う生き残り合戦になりそうだ。
約1年近くも協力金が出ていたが、緊急事態宣言解除とともに協力金も終了。
今まで協力金で何とか凌いでいた実力のない居酒屋や、
サービスや料理に手抜きをして来た店、中途半端な飲食店は
3月頃には力尽きてバタバタと閉店や撤退、廃業を余儀なくされることだろう。
自粛癖、出不精癖、巣篭もり癖、早い帰宅癖、家飲み癖、
みんなの気持ちの中にこれらの癖がついてしまっているので
覚悟して臨まないと生き残れなくなるだろうね。

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