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2020年10月12日(月)
その昔、ビートルズ(BEATLES)の裏の意味は 「BEAT ALL」=すべてをやっつけろだってことを聞いたことがある。 そんな過激なバンド名だったのか…と驚いた記憶がある。 その「BEAT ALL」の精神は、その後マイケル・ジャクソンに引き継がれた。 1982年リリースのマイケルジャクソン「今夜はビート・イット」は 今聴いても古臭さがない。そして、やっぱマイケルはカッケー。
曲の内容は、ひたすら「Beat It」(やっつけろ!)を繰り返すだけ。 転調もなければ大きな曲の展開もない。 トランスのように、ひたすら「Beat It」を繰り返すから、聴いている者は 「そうだ、やっつけようぜ!」「やっつけてやろうぜ!」という気持ちになる。 シンプルであるがゆえにストレートで圧倒的なパワーの曲だ。 とは言え、「何をやっつけるか」は聴く者に委ねられている。 だからBeatの次に来るのはItという代名詞なのだ。
やっつけたいのは「僕たちから搾取して偉そうにふんぞり返っている連中」? 「薄汚いオトナ」に飼い慣らされて従順にはなりたくない。 舐められてたまるかよ!そんな意味が込められている。
MVでは、ふたつの対立している不良グループがケンカを始め、 それをマイケルが仲裁して一緒に踊り始めるという展開だけど、 マイケルは「お前らケンカしている場合じゃねえぞ!」 「本当の敵は別にいるんじゃないか?」と言っているように思える。 下層の人間が争って、ほくそ笑んでいるのが上の人間だ。 上の連中は怒りが自分に向くのを怖れていて怒りの対象を別に向けようとする。 なんか、どこかの国の政治みたいだな。 マイケルのようにBeat Itしてくれるヒーローは出てこないかな?
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