Web Masterの日記



東京五輪の行方

2020年03月17日(火)

7月24日から開催される東京オリンピックは中止か延期の岐路に立たされている。
今も新型コロナウイルスの猛威が収束する気配がない。
仮に日本で終息しても、海外がどういう状況にあるかが問題だ。
今のように欧米で感染が拡大していれば選手団そのものを送り込めない。
開催の判断をすると言われている5月下旬までにワクチンが開発され、
インフルエンザと同じ程度の警戒で済むのなら問題ないが、
ワクチン開発には18ヶ月もかかってしまうという。

東京オリンピックのドンでもある森喜朗は、世界中に感染拡大する中にあっても
「中止」という言葉だけは絶対に口にしない。
頭の中にあるのは予定通りの開催のみだ。
森喜朗と反目する小池百合子東京都知事も考えは一致している。
しかし、IOCのバッハ会長も「開催」を明言していたが、
感染が世界中に広がり、欧米諸国では緊急事態宣言も出たため
「WHOの勧告に従う」とトーンダウンしてきたが、決して「中止」は口にしない。
なぜ開催を押し通そうとするのか?
これには負担金の問題が絡んでいるのだろう。
万が一、IOCの決定で中止ともなれば、IOCは東京都に対して
大損害の一部を負担しなければならなくなる。
開催できなければアメリカ大手のスポンサーから1円も入らないため
IOCの金庫は火の車になってしまうだろう。
なので、東京から自主的に開催中止を申し出ればIOCの損害の負担金は少なくて済む。
つまりはIOCとJOCの間で、どっちが先に中止を言い出すか
チキンレースをやっているようなものだ。
損害の負担金を巡って自分たちの口からは絶対に言えない。
あくまでも予定通り開催を押し通す意地の張り合いが水面下では繰り広げられている。

IOCのズルいところは「WHOの勧告に従う」とWHOにある種、責任を丸投げしたところだ。
WHOは、じゃぁどういう判断をするのかっていったら、
五輪を開催することによって感染がさらに世界に広がったりするのであれば…
中止やむなしって感じだろう。

今、日本中でも「開催できない」という雰囲気が蔓延している。
もし中止になれば、今まで開催につぎ込んできた7兆円以上の金が無駄になる。
これを取り戻すことって何十年もかかるだろう。
世の中も「中止」という現実に沈んだ空気に包まれ、日本経済は
今まで経験したことのないほど落ち込みをしていくことが予想される。
しかし現段階で開催できると考えている人は20%ほどしかいない。
中止ではなく「延期」これが1番の妥協案である。
1年でも2年でも、いや4年後でもいいので何とか延期に持っていってほしい。
様々な問題があるが、国を挙げて五輪を開催し成功させるため
政府もJOCも東京都も、いつまでも「開催」に拘らず、
延期に持っていけるように考えていい時期だと本気で思う。

正直、マスク文化のない欧米の感染拡大はまだまだ広がり続けるはず。
衛生環境の悪いアフリカにも蔓延してきた。
7月24日までに世界が劇的に新型コロナウイルスを克服している可能性はほぼない。
なので、少しでも日本に有利な形でオリンピックを延期開催できるよう
官民一緒、オールニッポンとなって積極的に動いてもらいたい。
「中止」ではマジで日本が滅びかねないぞ。

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