Web Masterの日記



2015沖縄旅行記その3

2015年08月28日(金)

昨日からの腰痛、やっぱヒドイ。
まだ、ぎっくり腰じゃないから屈んだりできるが、
それでも普通にイスに座っていると、ぎっくり腰の時と同じような痛み。
今日は朝から1日中、腰サポーターをしていたよ。
幸い、明日は休みなので安静にしていよう。
さて沖縄旅行記の3日目、たぶん1番長くなりそうだ。

●8月12日
読谷漁業組合が土日を除く平日、漁船に乗って定置網漁を体験する
ツアーを主催しているのを発見し、6月中に申し込みをしておいた。
この日は朝7時出港の漁船に乗るために6時起き。
朝食は1番早い時間が6時からなので間に合わない。
ホテルに相談すると、ゴルフやダイビングなどで早朝に出発する人には
朝食を弁当としてテイクアウトしてくれるというので、
6時15分にフロントで弁当を受け取って読谷港を目指す。
昨夜、気持ちが悪くなり2度も深夜に起きてリバースしてしまったので
体調はかなり不安であった。
食欲も全然なかったため、車内で食べようと思っていた朝食の弁当も
まったく食べることができなかった。
約30分で読谷漁港に到着すると、集合場所のセリ市場前には
すでに大勢の人が集まっていた。
漁船の乗船人数により1日20名ほどしか参加できないが、
この日は夏休みということもあり家族連れが多く満席だったようだ。
車を漁港の裏に停めて受付を済ませ乗船名簿に記載しライフジャケットを受け取る。
出港まで少し時間があったので車内に戻って朝食弁当を無理やり食べる。
さすがに船に乗るのに空腹じゃヤバイと思った。
船と言ってもダイビングに行く時のようなクルーザーではなく本物の漁船。
クルーザーと違い、漁船は海面が本当に近いね。
ただ漁船にしては大きな船で、前方には大きな獲物に対応できるように
クレーンが装備されていた。

7時ちょうどに「よみたん丸」は漁船は出港。
目的地の定置網が仕掛けられてある漁場までは約2.5km。
目と鼻の先ほどの距離だが、問題は距離じゃなくて滞在時間。
漁をしている間、漁船を停めているので当然だが波で揺れる。
波酔いの恐れのある人は酔い止め薬を飲んで乗るよう言われたが
今まで船だけでなく乗り物全てで酔ったことなどないので
酔い止めなんて持ってきてない。
しかし昨夜のリバースもあり体調は本調子には程遠く、ものすごく不安はあった。

後ろに小さな漁船を曳航していくので、よみたん丸のスピードはゆっくり。
最初は何のために曳航しているのか分からなかったが、
この小さな漁船こそ定置網漁には絶対に必要な船だった。
不安とは逆に、この日は波も穏やかで絶好の漁業体験日和。
日射しはかなりきつく海面が眩しくてサングラスをかけっぱなしだった。

読谷沖に仕掛けられているこの大型定置網は水深40mに長さ360m、幅60mの
巨大な袋状の網を仕掛け、魚の習性を利用して魚を集める構造になっている。
曳航されていた小型漁船が海上に浮かぶ黄色いブイを目印に
よみたん丸を離れ滑るように定置網に向かって進んでいく。
よみたん丸が定置網の設置された、ちょうどその真上に到着。
ここからは小型漁船と自分達の乗っているよみたん丸とで挟み撃ちにして
網を引き揚げ、魚たちを徐々に追い込んでいく。
大きな網はウィンチだけでなく人の手でも引き揚げられる。
この風景を見つめていると、もう久々にないというほど興奮してきた。
やっぱり「猟」や「漁」といったものは、本能的に人を興奮させるものなんだろう。
すっかり船酔いなどの不安は無くなっていた。
一隻と一槽の距離が縮まり、かなり魚たちが網の中心に集まってくると
漁師さんの手招きを合図に自分たち参加者も網を引きにダッシュ。
そして、ついに姿を現した獲物たち。
定置網初体験の自分たちは誰もが歓声をあげて網の中に熱い視線を注ぐ。
ここからは漁師さんたちの慌ただしくも流れるような漁獲作業が始まる。

漁師さん達は最初に大物を引き揚げていく。
大きなロウニンアジやカツオが次々と船の上でビチビチと跳ねる。
小さな漁船には大きなエイが引き揚げられ、毒針をナイフで切られていた。
その他、アジや大きなサヨリのようなダツ、中には鮮やかなフグの一種やイカまで。
あとトビエイも大群でかかっていたが全部、売れない雑魚なので
船の上に適当に投げられて大量のトビエイが絶命していた。
また1メートル以上の大きなウミガメも2匹、網の中にかかっていたが
漁師さん達はウミガメを、あえて見て見ぬふり。
後で聞くとウミガメがかかった場合、サイズや重さを計って
タグが付いているかの有無と一緒に研究所に報告しなければならないらしい。
なので漁師的には一銭にもならない面倒な作業なので、
勝手に網から出ていってほしいとか。
魚の引き揚げ作業から除外されたウミガメは、そのうち網の端から
大海原に戻って行って漁師さん達もホッとしたみたい。
ウミガメにくっついていたコバンザメも売り物にならない雑魚なので無視されていた。

最後の一匹まで魚を回収し、漁師さん達は魚を種類ごとに分けて本日の漁は終了。
あとは港に戻るだけなのだが、ここからは別の楽しみが。
若い漁師さんが今、獲れたばかりのカツオを捌いて刺身にしてくれた。
これが信じられないくらい美味しかった。
今まで食べていたカツオと全然違った。
カツオって普通は臭みがあるので表面を炙って食べるが、
獲れたての新鮮なカツオは臭みもなく、それでいて歯ごたえがしっかりとして
今までのカツオとは全く別物だった。
まさに参加者だからこそ堪能できる海の恵みだ。

夏場の漁は海水温度が高くて獲れる魚も少ないらしい。
漁師さんには満足のいく漁獲ではなかったらしいが、
素人には十分すぎる内容だった
体験、刺身、共にお腹いっぱいって感じ。
冬場はマンタやジンベイザメがよく網にかかっているという。
美ら海水族館にいるマンタやジンベイザメは、この定置網にかかっていた。

体調不安があったものの、蓋を開けてみれば全然問題なし。
未知の体験と冷めやらぬ興奮の連続に本当に楽しかった。
この経験が1人2000円は安すぎる。
しかし、参加者の中には完全に船酔い、波酔いしてダウンしている人も少なくない。
7時に出港し、9時30分前に戻ってきたが、漁の最中は船は海上に止まって
約2時間近く波に揺れっぱなし。
それでダメになってしまう人も多い。
せっかくの新鮮なカツオを食べることもできずダウンしていた。

耳馴染みのある漁師の仕事だが、彼らにとっては日常の風景も
何も知らない自分たちの目には、こんなに新鮮に映るんだということを
強く認識した定置網漁初体験だった。
子供の情操教育にも良い経験だろうね。
漁師さん達も、見た目と違って優しいし。
あと、すごく残念だったのは定置網を引き揚げると魚と一緒に
大量のゴミも網の中に入っていた。
どこから流れてきたゴミだか分からないけど、漁師さん達は網の中のゴミも
取り除きながらの作業で凄く大変そうだった。
海は汚さないようにしないとね。

読谷漁港に戻り、参加費用を払って近くのGALA青い海という施設へ。
ここで塩ソフトを食べてパワーを注入し、前日に続いて再び国頭へ。
今回は道の駅ではなく、さらに北上し、県道2号を右折、
山道を約40分かけて走って昨年も訪れたヤンバルクイナ展示施設へ。
昨日、国頭まで来た時は、すでに終わり間近の時間だったために行けなかったので
2日連続しての北上となった。
昨年は朝一だったため県道2号で野生のヤンバルクイナにも遭遇したが、
今回は日中なので、さすがに遭遇することはなかった。

ヤンバルクイナ展示研究施設、昨年に来た時よりキレイになっていた。
中では昨年も見たヤンバルクイナが動き回っていた。
昨年は換羽の後だったので短い羽根だったが、今年は換羽前なので
通常の羽の長さだが、あと数日で換羽のため、自分で羽を抜きはじめそうだとか。
すると見学中、まさしく自分で羽を抜きはじめる行為を見ることができた。
今年も長い時間、ヤンバルクイナを見学してしまった。
まぁ、見学中に駐車場に行くのさえ無理なほどのスコールがあったのだが。

国頭から一気に北谷に戻り、数年ぶりに有名な沖縄そばの店「浜屋」へ。
前回、訪れた時、ここの名物でもある「ゆしどうふそば」を食べたかったが、
残念ながら品切れだったので今回こそ、と思って訪れたが今回も品切れ。
たぶん昼時に無くなってしまうんだろうな。
仕方ないので今回も「浜屋そば」を注文。
次回はもっと早くに来よう。

そのまま北谷の「サンエー」や「かねひで」などのスーパー巡りをしてホテルに戻る。
ジャグジーで汗を流してアメリカンビレッジへ。
年々、新しい商業施設が誕生しているアメリカンビレッジだが、
最近できたばかりのビルの中にあるパンケーキ屋へ。
本当なら漁業体験後に読谷にある「ヤッケブース」という
パンケーキ屋に行く予定だったが、運悪く定休日だったので
アメリカンビレッジでパンケーキを食べることにした。
完全なるシーサイドビューの店だったが、ちょうどサンセット直前のため
メチャクチャ西日がきつかった。
だけど今まで食べたことのないような食感のパンケーキは美味かった。

アメリカンビレッジ内を散策してホテルに戻ってこの日は終了。
2日連続で国頭まで行ったり、初日の海中道路などで
黒いノートの走行距離は今までにないほど増えていて
北谷に戻った時に1度目の給油。
やっぱ広いけどヴィッツやフィットより燃費は悪い。
残り2日間で、いったい何キロ走ることやら…。

つづく

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