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2015年05月15日(金)
大手家電メーカーのシャープがヤバい状態だ。 このままでは中小企業に落ちるとも言われていたが 昨日の再建策でそれは避けられたようだけど 大幅なリストラで何とか凌ごうとしている。 再建策が失敗すれば、最悪の場合は倒産も考えられるとか…。 なぜ、こうなってしまったのか? 一時は「目の付けどころが、シャープでしょ」とPanasonicやSonyのような 世界的な超巨大企業にはできないことを次々とやって人気が出ていた。 液晶テレビもシャープのアクオスが元祖のようなもの。 そのテレビが売れないからヤバイのか? いや、それだけじゃないだろうね。 テレビが売れないという条件は他の家電メーカーも同じだし。 ところで、あまり知られていないことだけどシャープって 当初は早川電機工業と名乗っていたが、1915年に 金属製繰出鉛筆(早川式繰出鉛筆)を発明し、販売開始後に商品名を 「エバー・レディ・シャープ・ペンシル」に変えてアメリカで爆発的にヒットした。 これって今では誰もが普通に使っているし、呼んでいる 「シャープペンシル」略して「シャーペン」なんだよね。 今のシャープの社名って、この「シャープペンシル」に由来するんだとか。 その他にも日本で初めて電子レンジを作ったのも、 世界で初めて電子式卓上計算機(電卓)を作ったのもシャープ。 その後、カシオやキャノンとの電卓戦争の中で、表示部品としての液晶技術を磨き、 1973年に液晶を表示装置に使った世界初のCMOS化電卓を開発し、 ここから「液晶のシャープ」と呼ばれて今につながっている。 電子レンジのターンテーブルを初めて採用したのもシャープだし、 業界初の日本語ワードプロセッサ「書院」を作ったのもシャープ。 今では大手電機8社の一角(日立製作所、パナソニック、東芝、三菱電機、 ソニー、シャープ、NEC、富士通)ではあるが、当時の松下電器や日本電気などよりも 自由な発想でキャッチコピー通り「目の付けどころが、シャープでしょ」を 実践していて先進的かつ実用的な物を作りだしてきた。
作る物は良かったのにマーケティングが下手なんだろうか。 主力のテレビが売れない場合の対策ができていなかったのかな? 松下(パナソニック)陣営のプラズマディスプレイとの戦いに勝って、 売り上げを数十倍に伸ばして小さな町工場を世界企業に育てた中で おごりが生まれていたのかもしれないね。 液晶に賭けた「一本足経営」のツケがついにやってきたのかも。
まぁ、家電メーカーが無くなることは過去にもサンヨーとかあったからね。 サンヨーも白物家電が有名だったが、それだけでなく幅広いカテゴリーの 家電を出していたのに最後はパナソニックに吸収されてしまったし。 充電乾電池のエネループだって作ったのはサンヨーなんだけど…。 シャープも吸収合併で延命しても良いのかも。 でも、サンヨーを見ていると必ずしも良いかどうかは難しいか。 ちなみにシャープが吸収合併されるとしたら、どこが拾ってくれるのだろうか? 韓国や中国じゃなく、日本のメーカーならどこでもいいんだけど 今はどこのメーカーも厳しいからな…。
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