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2015年02月09日(月)
今まで店に配達してくれていた酒屋が1月末で廃業してしまった。 銀座で一番古く創業100年で銀座に残っている最後の酒屋だったが、 ネット注文が一般的になった最近の時代の流れには逆らえず、ついに完全閉店。 これで銀座には酒屋が1件も無い状態になってしまった。 もともと酒屋というのはアルコール飲料取扱いの法律上、 各丁目に1件しか存在してはいけないルールがある。 この法律により競合もなく古くから長く続く酒屋が多かった。 銀座は1丁目から8丁目まであるので最高8件の酒屋があったはずだが、 銀座という土地柄、土地の価値が上がると同時に固定資産税が高くなって払えず、 泣く泣く売ってしまったり、マンション建設のために 土地を高く売ったりして廃業する酒屋が増え、 ついに1件のみだったが、残念ながら大正時代からの歴史に幕を引いてしまった。
うちの店は創業当時から20年ほど前まで同じ銀座2丁目にある 酒屋と取引をしていたが、その酒屋はタワーマンション建設のために 土地を売って廃業。 その酒屋から紹介してもらったのが銀座3丁目にある酒屋だった。 それから約20年に渡り、ずっと毎週配達をしてもらっていたが、 ついに、その酒屋も先月末をもって廃業してしまった。 まぁ、今の時代、インターネットで簡単に注文でき、 翌日には配送してくれる「カクヤス」とか「やまや」とか 便利な酒類配達業者が沢山ある。 新しい店は、みんなそのような業者に注文している。 銀座でもよく「カクヤス」のトラックを見るもんね。 また、営業許可証がないと会員になれない業務用大型スーパーのMETROに行けば 自分で持ち帰るため配送料がかからないから「カクヤス」などより ずっと安く購入することもできる。 だけど生樽やビールのケース単位での持ち帰りは 自分で店まで運ばなければならないので大変だ。 何より空いた樽や空きビンの処理まで自分でやらなければならない。 その労力を考えれば、多少値段が高くても地元の酒屋にお願いすれば 配達から空きビン処理まで全てやってくれる。
というわけで今月からは廃業してしまった酒屋の紹介で 同じ中央区の湊にある酒屋との取引が始まった。 値段も配達も回収も今までと全く同じ条件でやってくれるというので あえて「カクヤス」や「METRO」を頼らず、 老舗らしく酒屋に配達してもらうことにした。 だけどウイスキーの角瓶とか焼酎の白波とかはMETROの方が 1本につき角瓶は500円くらい、白波は300円くらい安いので METROで買って車で店に来ることがあった時にいっぺんに運ぼうと思っているけど。
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