Web Masterの日記



流氷の天使

2013年02月15日(金)

仕入れのために必ず週2回は行く築地市場。
誰でも自由に買える場外市場ではなく、卸専門いわゆるプロ専門の
場内市場には様々な魚介類が並んでいる。
そして、この時期だけ場内市場に不思議な物が売られている。
氷を敷き詰めた発泡スチロールの箱の上、ジャム瓶のような容器にそれは入っていた。
持ちあげて中を見ると、ジャム瓶のような容器の中には水が入っていて
その中をよく見ると小さな何かが動いている。
瓶が並べられている発泡スチロールの横には「クリオネ 500円」と手書きの文字。
瓶の中で動いていたのは間違いなく流氷の天使クリオネであった。
帆立や牡蠣などの横に生きたクリオネが堂々と売られているのだ。

東京の台所と言われている築地市場でなぜクリオネが売られている?
クリオネの本当の名前はハダカカメガイ。
しかし、もちろん食用ではない。
「クリオネ 500円」と書かれた値札の横には、やはり手書きで
「冷蔵庫の中に入れておけば1ヶ月は生きています」と(-o-;)

築地のクリオネは観賞用に売られていたのだ。
しかし疑問が…、寒い水温でしか生きられないクリオネなので
冷蔵庫の中に入れておけば1ヶ月は生存しているようだが、
冷蔵庫の中に入れっぱなしだと観賞できないじゃん。
てかエサは?1ヶ月間、何も与えなくていいのか?
それとも寿命が1ヶ月なの?
水は換えなくていいの?もちろん海水だよね?

ひとつの瓶の中にクリオネは5匹確認できた。
ということは1匹100円か…。
いや、瓶代も含んで500円だから、クリオネ自体は1匹100円以下だな。
1ヶ月は冷蔵庫の中ではあるが流氷の天使と一緒に生活できる…
って全然、面白くないんだけど。
絶対に誰も買わないんじゃないの?
ちなみに買っている人を見たことがない。
とりあえず例年だと3月下旬くらいまで売られているので
築地に行くたびに誰か買っていないか確認してみたい。

 < 過去  INDEX  未来 >


Web Master