Web Masterの日記



昨日は鏡開き

2012年01月12日(木)

いや〜、今朝は寒かった。
今年一番の寒さだったとか。
こんな日の朝に自転車飛ばして仕入れはツライね。

さて、昨日1月11日は鏡開きだった。
仕事から帰宅後、飾ってあった鏡餅でお汁粉を食べた。
鏡餅と言ってもプラスチックの型の中に
カットされた丸餅が入っているものだけどね。
まぁ、最近はプラスチック鏡餅が主流だ。
カビが生える心配ないし、切れない包丁で力任せに叩き切る必要もなく、
とても便利なんだけど、なんとなく風情がない気がするよね。

鏡餅だけじゃなく、今の世の中、様々な物が簡単便利になった。
鏡餅はカビないし切れてるし、お汁粉も小豆の缶詰やら
既製品のあんこを買ってきて、のばしてやれば、あっという間に
即席のお汁粉のでき上がりだ。
最近じゃ雑煮ですら、永谷園のマツタケお吸い物の粉末にお湯を注いで、
モチをぶち込んで即席雑煮にしている家庭も多いという。
はっきり言って、料理なんかできなくても暮らしていける世の中だな。

それにしても最近の子供達は、鏡餅がどういう風にヒビ割れて、
どういう感じで緑色に変色してカビが生えていくのか
見たことすらないんじゃないかな。
というか、食品に生えるカビ自体知らないんじゃないのかな?
まぁ、鏡餅のひび割れ方やカビを見せることを食育というのも変だが、
そういうコトを知らずに育つのって、なんだか可哀想な気もするよ。

三方はボール紙で御幣や裏白も紙に印刷したモノを切り取って
テープで貼り付けるだけ。
餅の上にのせる「橙」もプラスチックでできたニセモノで、
かびる事も腐ることもない。
衛生的で便利っちゃあ、それまでだけど、三方や四方紅裏白や
御幣の意味や由来を知らない子供が増えていくってのもなんだかなぁ。
ちなみに先日、成人式があったばかりだけど、新成人のうち何パーセントの人が
正式な鏡餅の飾り方を知っていて、それぞれの由来を知っているのだろうか…?
まぁ「おゆとり成人」なんか絶対にこんなこと知らないだろうけどね。
時代が変わっていくのは仕方がないけど、自分たちが生まれ育った国や
地方の文化や習慣といったものが失われていくのは寂しい気がするね。

小学校とかでも食育の一環として、冬休みに入る前に教室に鏡餅を飾る実習をして、
それぞれの由来を教えたらいいんじゃないかな。
本来は、それぞれの家庭で教えられて身につけていく知識なんだろうけど…。
だけど、今時の親自体、じいちゃんばあちゃんから、こういう知識を
引き継いでいない可能性が高いからな。
もっとも子供もいない自分は、こんな知識の引継ぎすらできないわけで…
偉そうなこと言える立場じゃないんだけどね。

 < 過去  INDEX  未来 >


Web Master