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2011年10月19日(水)
先日、年金支給開始年齢を将来的に68〜70歳に引き上げようと厚生労働省が提案、 これに関してすぐに日記を書いたが、良く考えるとサラリーマンの定年って60歳。 もし支給開始が70歳になった場合、節約を重ねて1年間200万円で生活したとしても 定年までに2000万円の蓄えがないと路頭に迷うってことだよね。 こんな年金制度でこの国の未来は本当に大丈夫なんだろうか…。 自分は一応、厚生年金を払っているが自営業のようなものなので 定年がないからピンと来なかったが、このまま年金支給開始年齢が上がると ほとんどの人が路頭に迷うか生活保護で暮らす羽目になる気がする…。 いや、その頃は国が破綻しているので生活保護なんて貰えないだろうけど。
日本の総労働人口の1/3はパートや派遣などのワーキングプア層が占めている。 そんな今、老後の貯蓄にまわすカネなど、ほとんどないのが実情だろう。 たとえ正社員であっても、日本のサラリーマンの平均年収が406万円。 依然として下落傾向にある以上、正社員であっても子供の教育費や 住宅ローンの支払いを考えると、とても老後の資金など貯金する余裕はない。 まして、所得税や消費税など出ていくカネばかりが上がり続けることは確実。 こんな状態で定年の年齢を引き上げず、 単純に年金支給開始年齢を引きあげるとどうなる? 誰もが想像できてしまうから恐ろしい。
実質的に今の年金制度は崩壊している。 それなのに、いつまで経ってもそれに代わるシステムを構築することなく、 ズルズルときたツケがついにここまできたわけだ。 実際、国民の側には年金制度が崩壊した場合、 老後の生計を立てる手段がないわけだから、結局は年金掛け金を 支払い続けるよりほかに手立てはないっていうのもおかしい話。
もうさ、ここまできたら日本は年金制度を廃止して、 国民にカネを支給するのではなく、仕事を支給するようにしたらいいんじゃないの。 国民総公務員制で定年はなし。 健康である限り、国民はずっと働き続ける義務を負う代わりに、 国は全ての国民に仕事を与える。 遊休地や耕作放棄地をまとめて国民農場を作ったり、 国営企業として日本周辺のメタンハイドレート採掘を進めたり。 ただカネを支給するのではなく、仕事とそれを行うための知識や経験などの 職業教育を全て国がおこなうようにする。 その上で健康上の理由でどうしても働けない人にのみ国から生活保護を支給する。 (ただし住居や食料、衣服などは現物支給で現金の支給はごく一部とする)
こうでもしない限り、ただ一定の年齢になった年寄りから 定年という大義名分で職を奪い、代わりにカネをばら撒く 年金という制度からの脱却は無理じゃないか。 まぁ、仕事を支給するなんて書けば「共産主義か?」と思う人もいるだろうけど。 だけど、実際こうでもしないと、もはや日本は社会として 成り立たないところまできているんだし、 現役世代が受給世代を支えるという形は、もう限界が近い気がするんだよね。 単純に掛け金を支払う人口と受け取る人口を数学的に計算するから 支給開始年齢の際限ない引き上げという愚策しか出てこないわけだからさ、 もう机上で数字をいじくりまわしてどうなるレベルでもないだろうよ。
年金もそうだが、もうバラマキは一切止めて、その代わり意欲と意志のある人間は 誰でも自分の生計を立てるだけの収入を稼げる社会的仕組みを作る。 それこそが、これからの政治に求められることではないのかと真剣に思うね。 タダで貰えるカネはいらない!稼げるだけの仕事をよこせ!ってね。
勤勉さを世界に誇った日本人。 戦後の焼け野原からここまで国を大きくした日本人。 稼げる仕事さえ提示すれば、60歳を過ぎても、それこそ70、80歳でも きちんと働いて生計を立てていけるはずだし、 その方が人間としての誇りを持って生きていける気がするんだけどね。
次の総理は民間から俺を厚生労働大臣に採用してくれないかな。 そうしたら、この改革案で年金を廃止したいんだけど。 なんてねヾ(・ω・o) ォィォィ
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