Web Masterの日記



20ミリとユッケ

2011年05月12日(木)

昨日も書いたが、喉が痛くて最悪だ(-o-;)

さて、子供の年間許容被爆線量を20ミリシーベルトと定めた事が
波紋を巻き起こしているようだ。
政府のブレインに招いた大学教授が涙の辞任会見をしたのも記憶に新しい。
当初は「20ミリで何の問題もない」と大見栄を切っていた政府も、
だんだん「20ミリ浴びて良いとは思っていない」などとトーンダウンしてきた。
「20ミリ浴びると健康被害が起きるデータはない」ことが
20ミリと定めた背景らしいが、同時に20ミリなら絶対に安心という
保証もないのも事実。
そもそも、放射線被爆の人体実験など行われていないのだから
データが乏しくて当然だ。
だったら、多くの人たちが主張する1ミリに引き上げれば良さそうだが、
そうすると多くの学校をすぐさま閉鎖しなければならなくなるそうだ。
そうなれば、また多くの避難民が発生する。
なぜなら、福島第一原発の収束まで最低でも1年はかかる。
その間、学校を休校にしておけない。
かといって、子供だけを別の地域へ移すのは不可能。
結局は家族ぐるみで他の地域に避難させなければならなくなる。
そんな事は大変だ。だから安易に20ミリシーベルトにしたのだろう…。

震災関連のニュースに替わって最近、トップニュースで
扱われているのがユッケの食中毒事件だ。
一番驚いたのが、厚労省基準で「生食用」と定められた牛肉は
2009年、2010年と2年間も流通がゼロだったという点。
社会で供給されていたユッケ等の生肉は、
過熱用牛肉を販売者独自の判断で出したそうだ。
この辺を報じるマスコミはイマイチ歯切れが悪い。
加熱用を生で出しても罰則がないからなのか?
すべてのユッケが危ないとなれば、流行りの「風評被害」で
訴えられる危険があるからか?
しかし、実際問題として、この数年間、生で出された牛肉には
「安全」という公式のお墨付きが無かったのは事実だ。
だが、ほとんどの生肉は問題なく食べられてきた。
ならば厚労省の基準の方がおかしいのか?
罰則無しで加熱用牛肉の生食提供を黙認するくらいなら、
現実的な生食提供の基準に改めれば良いのでは?と思うが難しそうだ。
基準を緩めた後で、その基準で食中毒が発生すれば
基準を定めた厚労省が責任を取らなければなくなる。
それは嫌だから、絶対に責任を取らなくても良いような
厳しい基準を守ってるのだろう。
だが、それではユッケなど売れなくなるから、加熱用牛肉を生で売っても
罰則はなしと黙認して事実上、流通させている。
「食中毒が起きても厚労省は責任なく、売った側や食った人の自己責任」
という立場だ。

20ミリの許容線量と生肉の販売基準に共通しているのは
「自分たちが面倒な事に関わらない」のを第一に考えていることだろう。
子供や消費者の安全や安心はその下にあるということか…。

とりあえず喉の痛みだけでも無くなってほしい。
この変な声のままで休みに入りたくないぞ。

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