Web Masterの日記



オーズ·電王·オールライダー レッツゴー仮面ライダー

2011年05月05日(木)

仮面ライダー40周年と東映60周年を記念した作品、
「オーズ·電王·オールライダー レッツゴー仮面ライダー」を
いつものレギュラー面子で観てきた。
「仮面ライダー」が単独で、しかも1時間半という長尺で映画化されるのは
長い仮面ライダーの歴史の中でも今回が初。
現役ライダーである「仮面ライダーオーズ」がベースにはなっているが、
そこに電王が絡むことで歴史が変わってしまい、結局オーズの世界とは
パラレルなものになっている。
そして製作発表の段階から大きくクローズアップされていた
仮面ライダー1号&2号だったが、声のみとはいえ藤岡弘と佐々木剛が
それぞれ1号と2号の声を担当しているだけに存在感は抜群。
2号の佐々木剛は若干、声の張りがなくなってきているように感じたが、
藤岡弘は正に本郷猛そのもので1号が完全復活を遂げ、40年の歴史の重みが
十二分に伝わってきたので、これだけでもこの映画は良しとしたい。

実際、物語は時間軸の捉え方を含めて粗が目立つし、電王、オーズと
1号、2号以外の仮面ライダーの存在感は極めて薄い。
左翔太郎とフィリップは出てくるものの、Wに変身するシーンのみ。
せっかく宮内洋を呼びながらV3も二言三言のみ。
しかも意外や声に多少の衰えが感じられた。
いや、藤岡弘が変わらなさすぎるのか。

ライダーマン、X、アマゾン、ストロンガー、スカイライダー、スーパー1、ZX、
BLACK、RX、シン、ZO、J、クウガ、アギト、龍騎、ファイズ、剣、響鬼、カブト、キバ、
ディケイドら主役を張ったライダーたち(除くライダーマン)は
名乗りポーズが用意されているが、その他のセカンドライダーらは、
その他大勢扱いで殆どシルエットのみ。
さすがにバースにはセリフがあるのだが、それ以外は画面上では
誰が誰やら判別するのは不可能に近い。
総勢では60人以上の仮面ライダーが出てきているらしいのけど…。

また、特別ゲストとして登場する人造人間キカイダー、キカイダー01、
イナズマン、怪傑ズバットの4人の出番はほんの一瞬。
まぁ、端から活躍に期待はしていなかったが、せっかくだから
ライダーと絡めてほしかったという思いはあるが完全なる別撮りだった。
1号と並んで戦うキカイダーや、V3とタッグを組む01など
当時の児童誌での特写スチールのみで果たされた共演が
もし映像の中でも実現していたら面白かったのに。
このメンバーの中では、やはりズバットは浮いていた。
宮内洋の声の出演が実現したから選ばれたのか、
それともズバットを出したいがために宮内洋にオファーを出したのかは
分からないが、出すならば同じ石ノ森章太郎作品ならロボット刑事Kか
ゴレンジャー、あるいは宇宙鉄人キョーダインやアクマイザー3の方が
並んだ時のバランスが良さそうに思えた。
どうせならロボコンなんかも出したら面白かったのに。
このあたりは無いものねだりだが、一方でよくぞ揃えたと思えるのが
ショッカーをはじめとする悪の組織の幹部連中の声。
アポロガイストや十面鬼ユム・キミルはディケイドからのスライドだが、
ジェネラルシャドウやジャーク将軍、大神官ダロム、
そしてショッカー首領の納谷悟朗はオリジナルキャスト。
しかし納谷悟朗は聞いていて痛々しい限り。
それでも記念作品に出演してくれたのは嬉しいね。
悪の組織の幹部の中にはWのテラードーパントや
電王のアルビノレオイマジンまで何気にいたのは驚き。

あと怪人もシオマネキングやガニコウモル、ザンジオーにジャガーマン、
そしてカメバズーカなど懐かしい怪人が出てきた。
どうせなら仮面ライダー初期の子供心に本気で怖いと感じた気持ち悪い怪人たち、
クモ男とかサソリ男、コブラ男なんかやトカゲロン、サボテグロン、カニバブラー、
あとXの敵のGODの幹部だったジンギスカンコンドル、ガマゴエモン、
サソリジェロニモ、カブト虫ルパンなんかも出してほしかった。

それにしてもコハナも良太郎(小太郎)もいない電王は、
もはや電王とは呼べないな。
オーナーがいてナオミがいて、そしてイマジンたちがいれば
物語は動くだろうが、主役抜きではそれは別物だろう。
平成ライダーはまだまだ続くようだが、電王チームとデンライナーが
便利屋として消費され続けるのはそろそろ仕切り直しが必要かもね。

ところで過去編の舞台が1971年11月11日になっていたのは何故だろう?
この日は仮面ライダーの放送日でもないし、この頃は2号ライダー編の真っ最中。
1号は外遊中で、ショッカーには幹部としてゾル大佐が君臨。
勿論1号2号とも現在見られるような「新1号」「新2号」のデザインではないし、
ゲルショッカーの幹部であるブラック将軍が登場するのは1年近く後のことだ。
当然、V3に出てきた少年仮面ライダー隊もまだ結成されていない。

まぁ、タイムトラベルものに付きものの時間軸の粗さは否めなかったが、
仮面ライダー40周年の記念お祭り作品としては楽しめる作品かもね。
最後の方のグダグダ感は仕方ないけど。
それにしても40年前をリアルタイムで知っている自分が
40年後、再びライダーを映画館で観るなんて不思議な感じ。
当時はアマゾンまでは全部観ていたが、ストロンガーからはほとんど知らない。
平成に入っても電王で復活したけど、その前のライダーは全く知らない。
電王以降のキバ、ディケイド、Wそしてオーズと全部観ちゃっているけどね。
ん〜、仮面ライダーの歴史って本当に長いんだな。

ラストの仮面ライダーGIRLSが歌う「Let's Go RiderKick 2011」は
どうなんだろうか?
どうせなら当時のオリジナルでも流せば良かったのに。

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