Web Masterの日記



金八ファイナル

2011年03月30日(水)

シリーズ1作目が始まった1979年のは高校生活がスタートした年だった。
同世代なので1作目と2作目はリアルタイムで観た記憶がある。
特に1作目は中学生の妊娠という重いテーマの方に興味があったのではなく、
やはり山田麗子役の三原じゅん子の鮮烈なデビューだろう。
このシリーズの配役は女子生徒役にはスター性のない、
ごく普通の子を選ぶ傾向が強い。
杉田かおる、小林聡美、つちやかおり、伊藤つかさ、川上麻衣子などなど。
その中で三原じゅん子の個性は強烈だった。
逆に1作目でたのきんトリオを輩出したことから、男子生徒役には
ジャニーズ事務所とタッグを組んでジャニーズJr出身を抜擢する傾向が強い。
そして金八先生から多くのスターを輩出した。

32年間に亘ってシリーズ8作が放送された3年B組金八先生も、
シリーズを追うごとに視聴率は下降線を辿り、ついには一ケタ台まで落ち込み、
定年退職という設定でファイナルを迎えることになった。
その特番ドラマが日曜日の夜、4時間に亘って放送された。
父親の見舞いから帰ってきてテレビを点けたら、ちょうど始まったので
何気なく観てしまった。
それが4時間の長丁場とも知らず最後まで見入ってしまったよ。

なぜ4時間も付き合ったのか?
まぁ、震災報道が長らく続いたタイミングで、卒業をテーマとした
「感動」と「懐かしさ」を求めていたのかもしれない。
定年を迎える金八先生は、体力も衰える中、問題の生徒と対峙するが
それを助けるのが、かつての3年B組の卒業生である。
しかし、1作目と2作目しか観ていないので、卒業生が先生を助けるにしても
知らない生徒が多くて、そんなに懐かしさもない。

金八先生の感動のシーンといえば卒業式のシーンだ。
今回はシリーズ最後ということで、歴代の卒業生が体育館に集合して
金八先生の卒業(定年退職)を祝う。
卒業年度ごとに生徒一人ずつの名前が呼び上げられ、
回想シーンが流れるのだが知らないシーンの連続。
ようやく昭和54年度卒業生のシーン。
もちろん、たのきんトリオは出ていないので、杉田かおると鶴見辰吾以外で
顔を覚えているのは、やはり山田麗子しかいなかった。

実社会では政治家になった三原じゅん子が白いジャケット姿で登場。
名前を呼ばれて立ち上がるだけだが、目には涙を浮かべ、
唇を震わせ何か言いたげに静かに着席した。
不良少女も今は立派な国会議員の1年生。
ドラマと現実がオーバーラップする。
山田麗子のシーンを見るために4時間も付き合ったという感じだった。

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