Web Masterの日記



今年の漢字

2010年11月10日(水)

11月に入ったので今年も財団法人・日本漢字能力検定協会による
「今年の漢字」の募集が開始された。
毎年、日記でも取り上げている「今年の漢字」は、
今年1年を振り返り、世相を表現する漢字一字を考えることで、
漢字の持つ奥深い意義を再認識してもらいたいとの考えから、
1995年より毎年実施されている恒例行事である。

昨年は「新」だったが、今年の漢字は何になるんだろう?
自分なりに1年を振り返って予想してみたが、
当然あまりいい意味の漢字は思いつかない。
まぁ、世が世だから仕方ないのかもしれないが、
今年の状況を漢字一字で表せば「衰」この一字ではないだろうか。
変革への期待を受けて政権交代したものの、世の中いっこうに変わらず、
たった1年で世の中を失望感が覆っているし…。

日本に於いてもアメリカもリーマンショック後の経済の建て直しと
行き詰った政治的状態を打破するため、政権交代が起こった。
奇しくも、どちらの国も民主党が政権を獲ったわけだが…。
アメリカに至っては歴史上初めての黒人大統領が誕生し、
日本も実に半世紀以上続いた自民党が政権の座から降りたわけだ。
この結果は、恐らくどちらの国の国民も、息苦しいまでの閉塞感を打破して
経済を建て直し、行き詰まった旧来の政治のやり方を変えて、
ドラスチックでダイナミックな変革を夢見て政権を託したのだろう。
だが…いっこうに減らない失業率、減る一方の年収に業を煮やした
アメリカ国民の怒りは中間選挙でオバマ大統領の民主党を
歴史的大敗へと追い込み、日本でも菅首相の民主党がやはり参議院選挙で大敗。
国会は再びねじれ国会になってしまった。
あれほどまでに期待し、これから何かが変わる!
これから経済も暮らしも少しずつ良くなるかもしれない!と
高揚し膨れ上がった期待感はたった1年でしぼみ、あの熱狂は
もはや見る影もなく衰えてしまった…。
経済もリーマンショック直後よりは幾分回復したものの、GDPは中国に抜かれ、
失業率は下がらず、サラリーマンの平均年収は一気に20万円以上もダウンした。

日本経済は右肩下がりで縮小していく一方で、もはや完全に斜陽の経済大国。
外交力も普天間基地問題に尖閣諸島問題、北方領土問題すべてに後手を踏み、
テロ情報や尖閣事件のビデオの流出と世界中から
日本の政治力・外交力の衰えを指摘され、いいようにつけ込まれている有様。

なんだか経済も政治も日本の世の中全てが勢いを失い衰えていっている。
街に出ても商店街や繁華街の人出はまばらで
シャッターの閉まっている店舗も目立つ。
歩いている人々にもどことなく活気がなく、都会にも地方にも全く勢いがない。
もはや政治には期待できないが、来年こそはこの衰退の運気を変え、
日本を再興させるような出来事があればいいんだけどねぇ…。
まぁ、今の民主党政権が続く限り、日本は衰退していくだろうな。
そろそろ誰か強いリーダーシップを持った救世主が現れてもいいんだけどな。

と言う訳で今年の漢字予想は「衰」が第一候補。
たぶん、外れると思うけどヾ(^-^;)
その他には尖閣ビデオの流失や、ねじれ国会のため
法案が流れたことによる「流」
あとは何だろう…。
一般的なのは類まれなる就職難、中国との外交にも難色、
難題続きの菅政権から「難」とか
同じように混乱の「混」とか「乱」や「崩」でも「壊」もあるな。
いずれにしても良い漢字ではないのは確かだろう。
発表は12月10日、京都の清水寺にて。

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