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2009年03月17日(火)
今日は花粉がすごかった。 花粉だけでなく大陸からの黄砂の影響もあり、 1日中、目がショボショボした状態。 だんだん季節は春になってきたけど、本当に花粉は勘弁だよ。 ちなみに今日は無事に営業再開でき、思った以上に来客が多かった。
さて、なかなか書けなかった南紀白浜への旅行記を思い出しながら書いてみたい。
地下にあるうちの店は今まで1階、2階のテナントと同じ入口を使用していたが そのテナントが5月いっぱいで撤退することになったので、 次のテナント募集のためにも地下専用入口を作ることになった。 入口改修工事には約1週間必要なので、7日の土曜から臨時休業となった。 こんなことがなければ滅多に平日になんて休めない。 この平日休みを利用して11日から1泊で南紀白浜へ旅行に行ってきた。 最初は2泊も考えたが、南紀白浜まで飛行機で約1時間だし、 この時期の南紀は別に見る物も限られているので、 朝一の飛行機で白浜へ行き、最終の飛行機で東京に帰れば 1泊でも十分なので、あえて2泊にはしなかった。 しかし、旅行を計画したのが間際だったため、すでに各旅行会社の ツアーの申し込み期間は過ぎていたので インターネットで往復の格安航空券と旅館を予約。 羽田の民間駐車場もインターネットで予約して当日を待った。
3月11日、朝一の飛行機と言っても羽田から南紀白浜空港までの直行便は JALのみ1日3便だけで、8時45分羽田発が一番早い便である。 当然、飛行機はジャンボではない。 なので搭乗ゲートもターミナル直結ではなく、1階に降りてバスに乗り込み 飛行機のある場所まで行って、タラップを登って搭乗しなくてはならない。 かなり後ろの方の座席だったが立ち上がれば一番前が見えるほど 狭くて小さな飛行機だった。 出発当日は風が強いために風待ちのために離陸が少し遅れたが、 フライト時間は1時間10分で、アッと言う間に南紀白浜空港に到着。 離陸直後は富士山や横浜、さらに伊豆半島などが窓からよく見えた。
南紀白浜空港の滑走路に到着して驚いたのが、 飛行機が滑走路を走りながら360度ターンしてターミナルに向かったこと。 それだけ滑走路の短い空港なので、ジャンボの発着は必然的に無理。 滑走路1本に搭乗口もひとつの小さな地方空港に降りたのは初めての経験。 以前に行ったマウイの空港の方がはるかに大きかったね。 南紀白浜空港に着いてバスまでの時間、2階にあるレストランで朝食を食べる。 一応、レストランも土産物屋も一軒ずつだがあった。
バスは白浜市内行きのバスに乗るのではなく、 熊野古道の本宮大社まで行く高速リムジンバス。 空港から到着便に合わせて1日2本走っているのを前もって調べておいた。 そのバスに乗れば約1時間15分ほどで本宮大社まで連れて行ってくれる。 でも、よく考えたら本宮大社まで行く時間の方が 東京から南紀白浜までの時間より長い(-o-;) そう、紀伊半島は異常にでかくて広いことを今回の旅行前に思い知らされた。
本当は本宮大社の方ではなく、紀伊勝浦の近くで滝のある那智大社に行きたかった。 しかしガイドブックで調べると白浜駅から特急クロシオに乗っても 平気で2時間30分以上かかってしまう。 白浜という場所は紀伊半島の中でも本当に小さくて、 ちょっと足を延ばして行ってみたいと思っていた場所は ものすごい距離と時間がかかることに気づいた。 紀伊半島は和歌山、奈良、三重の三県で構成され、伊豆半島の数倍の大きさ。 紀伊半島の幅に東京都がすっぽりと入ってしまうほど。 さらに伊豆半島などと違って、紀伊半島の真ん中は鉄道も高速道も通っていない。 これは世界遺産に指定された熊野古道があるために これ以上、開発してはいけない地域なのだ。 なので鉄道も国道も海沿いに通っているだけなので、 移動にものすごい距離と時間がかかるのだ。 本当に紀伊半島って、でかい半島なんだと実感した。 なので紀伊勝浦行きなんて1泊では絶対に無理だった。
白浜から近い本宮大社だってバスで1時間以上もかかる。 山道を登るバスの車内から見ると辺りは杉の木だらけ。 すでに花粉の飛んだ状態ではあったが、一面杉の木っていうのは 花粉症の人間には脅威。 まるで敵の本陣に無防備で飛び込んで行った感じにも思えた。 そんなことを考えているうちにバスは本宮大社に到着。 さっそく、本宮までの長い石段を登る。 石段を登りきると、そこには神々の眠る熊野大社が。 今では日本サッカー協会のマークにも描かれている神の使いとも言われた 三本足のカラス、八咫烏が熊野のシンボルである。 さすがに平日ということもあり、参拝客はまばら。 いつの間にか、参拝しているのは自分達だけになってしまったくらい 人が少なく静かだった。
洪水で流されたという元の本宮の場所にある大鳥居も見て 土産物屋に寄っていたら帰りのバスの時間が近づいていた。 このバスを逃すと次のバスまで2時間以上も足止めを食ってしまう。 他の交通機関はタクシー以外ないが、タクシーで白浜市内まで行ったら 軽く一万オーバーなので、帰りも高速リムジンバスに乗って、 約1時間15分ほどのバスの旅。 寝ていたら白浜市内に着いた。 チェックインの時間まで少しあったので白浜の海岸まで歩いて散策。 シーズンオフの平日は街の中も海岸も本当に静かだった。
ほんの少し歩いただけで白浜の海。 本当に字の如く真っ白な砂浜が広がっていた。 砂が白いので海も透明グリーンに透けて綺麗だった。 この砂浜は白浜とは言わず本当の名称は白良浜(しららはま)と 言うことも初めて知った。
いい時間になったので、そのまま予約していた温泉旅館に向かう。 白浜は日本三大古泉としても有名な温泉街。 どの旅館やホテルにも源泉掛け流しの温泉がある。 インターネットで予約した旅館は白浜の旅館の中でもかなり古くからの老舗。 だが、改築、増築を繰り返し、佇まいは近代的な旅館である。 しかし、フロントで「予約していた後藤です」と名前を告げると、 フロントにいた女性2人と男性1人が変な雰囲気。 普通なら「お待ちしていました」とかの言葉と共に、 すぐに用意してある部屋に連れて行ってくれるのに 最初に聞かれた言葉が「えっと……直接ご予約されましたか?」 これはおかしいと思い、リュックの中からネット予約完了時に印刷しておいた 予約票を提示すると、番頭らしき人が、その紙を持って フロントの奥へ消えていく。 女将らしき人から「すぐご用意しますので、おかけになってお待ちください」の声。 推測するに、こんなシーズンオフの平日に、 わざわざインターネットで予約する客はないと思い、 ネット予約をチェックしていなかったのでは? 慌てて番頭らしき人がチェックしに行ったのではないだろうか? まぁ、とりあえず予約票を印刷しておいて良かった。
ロビーのソファーに座ってタバコを吸っていたら女将らしき人に呼ばれ、 最上階の一番広い角部屋へ案内された。 突然の来客に、すぐ用意できる部屋はここしかなかったのだろうか、 ビックリするくらいの大きな部屋だった。 旅館にスィートルームはないが、まさしくここは最上階で 眺望の良い角部屋なのでスィートルームだ。 なんか得した感じもしたが、熊野詣での御利益なのかも。 いったい何人くらいの人がこの旅館に泊まっているのか分からないが、 15時のチェックイン時は大した人数ではないのだろう。 女将らしき人から「大浴場の温泉も一番風呂です」と言われたので 浴衣に着替えて早速、温泉へ。 だだっ広い温泉を独り占めできた。
この旅館に決めた理由は、インターネット限定の平日カップルプランがあり、 女性の宿泊代は半額で、さらに夕食は鯛がまるまる一匹の舟盛りと、 この季節しか食べられない白浜名物の幻の魚「クエ」の鍋が付いていたから。 だけど、自分達が予約したことをネットチェックしていなかったと 推測できたので、その辺が心配になった。 そのカップルプランの夕食は部屋食と書かれていたが、 「夕食は鍋の臭いが部屋にこもるので二階のレストランへ」と言われた。 仕方ないので言われたとおり夕食の時間、レストランに行くと、 「伊勢(部屋の名前)の方ですね、こちらのお部屋にどうぞ」と レストランと同じフロアにある客室に案内される。 自分らの部屋よりは小さいが、それでも10畳ある部屋のテーブルには、 どーんっと鯛の舟盛りが。 もちろん、クエ鍋も付いていて、全部で13品の豪華会席料理。
するとチェックイン時に渡した予約票を持って女将らしき人が入ってきて、 自慢の料理の説明をしてくれた後、予約票を返される。 ちゃんと、この予約通りの料理を用意してくれた。 部屋食とネットに出ていたので本当は、あのカップルプランの部屋は 夕食の用意されていたこの部屋だったのかも。 旅館側のチェックミスにより、最上階角部屋を用意してもらい、 なんかラッキーだったかも。
料理は想像以上のボリューム。 それでも美味しくて、ほぼ完食。 最上階の部屋に戻ると布団が敷いてあって、おまわず寝てしまいそうになったが しばらくして再び大浴場の温泉へ。またも貸し切り独り占め状態。 かなり満足の一日だった。
翌日、早起きして、またまた大浴場の温泉へ。当然、独り占め状態。 朝食はレストランだったが朝からボリュームあったな。 ここは関西圏だから朝食に納豆が出なかったので良かった。 そして10時までにチェックアウトすれば良いのだが8時にチェックアウト。 なぜなら、この後は今回の旅行の最大の目的でもある アドベンチャーワールドに行くから。
アドベンチャーワールドには昨年9月に生まれた双子のパンダを合わせて 計7頭のパンダがいて、中国以外の動物園では世界最多の数である。 また南極にしか生息しないコウテイペンギンも数多く飼育されていて 昨年、世界で初めて人工ふ化に成功し、コウテイペンギンのヒナもいる。 コウテイペンギンは南極と同じ条件でしか飼育できないので 他の動物園や水族館では、まず見ることができないペンギンだ。 イルカ10頭とクジラ5頭が同時にジャンプするイルカ・クジラショーもあるし、 草食動物ゾーンを歩いて行けるサファリゾーンもある。 他にジェットコースターや観覧車などの遊園地施設も揃っていて、 1日中遊べる紀伊半島最大のアミューズメントパークなのだ。 しかし、なぜか関東の人間にはあまり知られていない場所かも。 自分は約10年ほど前、まだパソコンを持っていない頃に ある事がきっかけで、コウテイペンギンを飼育している動物園や水族館を 調べるため、日本中の動物園、水族館に片っ端から電話し、 そこで初めてアドベンチャーワールドの存在を知った。 当時はシャチが4頭もいて、シャチのショーもやっていることも知り 絶対にいつかは行ってみたいと強く思っていた。 約10年越しの夢を叶えるための今回の旅行である。
白浜の温泉旅館からアドベンチャーワールドまでタクシーで10分ほど。 まだパスは走っていない時間帯。 ちなみに開園時間は朝9時30分であり、8時にチェックアウトだと 随分と早すぎである。 だが、早く行って入場ゲートに早く並びたい理由があった。 それは長くなったので、また明日にでも。
明日は興奮の白浜旅行記アドベンチャーワールド編。
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