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2008年01月31日(木)
昨年、中国で「即席麺を食べて即死」というニュースがあったことを思い出した。 中国産の即席麺を食べた学生4人が腹痛や嘔吐を起こし、 30分後に死亡したというニュース。 原因は即席麺の製造時に「下水溝油」という下水から回収した油を 再利用したものを使って麺を揚げていたため。 また「ダンボール肉まん」なんてのも報じられたっけ。 これらのニュースを見て「中国は怖いな…」と思っていた。
昨年から崩壊している食の安全神話。 それに追い討ちをかける出来事が日本で発生した。 中国製の冷凍ギョーザで食中毒が発生。 その原因となった物質は、農薬「メタミドホス」 しかも「残留農薬ではこんなに酷い症状にはならない」と専門家が分析している。 そんな危険な食品が普通に日本のスーパーに並んでいたなんて…。 メーカーは慌てて自主回収を進め「食べないように」と 呼びかけているって前代未聞の出来事だ。 不二家やミートホープの食品偽装だとか賞味期限改ざんなんて 子供だましで可愛いものに感じてしまう。 農薬混入食品が無差別で売られていたなんて、ある種のテロだね、食品テロだ。 本当に中国製と聞くとおっかなく感じてしまうよ。
自分は冷凍食品そのものを、あまり食べる事はないが ギョーザは好きな食べ物の1つであるので、このようなことが起きると 冷凍ギョーザのみならず、ラーメン屋のギョーザを食べるのも怖くなってしまう。 今回のニュースで改めて思い出したが、2004年頃に中国ではなく韓国で 腐ったタクアンなどの生ゴミからギョーザが作られた事件があったっけ。 まぁ、肉まんもそうだが、ギョーザなんて物は、 中の具を材料が判別されないほど細かく切り刻んだ上に、 さらに皮で包んであるので、中に何が入っているか知れた物じゃない。 結局は、信じるか信じないか。もはや「信仰」に近い食べ物なのかも。 心配ならば自分で作るのが一番かも。 だけど、今の世の中、皮や挽肉などが偽装されてる可能性もあるか…(・ω・;)
それにしても、中国製と聞くと、もはや何も驚きはしない、 ただドン引きしたくなるだけだが今回の食中毒を引き起こした冷凍ギョーザは コープが販売していたというから驚き、いや唖然である。 コープと言えば食品の安全面に厳しく管理していると言う認識が 自分の中であっただけに、コープの信頼をも失いかねないような気がしてしまう。 今まで以上に検査の強化をしていく必要があるだろう。
やはり、中国の食品は信頼してはいけないのかも。 いくら安くても、自分の身を守るために信頼できないものは 口にしてはいけないということを改めて感じた。 こんな国で今年、五輪を行うのか…。 選手村の食事って大丈夫なのか? やっぱり今からでも遅くないので東京が2016年の立候補を取り下げて 北京五輪の代替地として今年の五輪を東京の既存施設で行えないだろうか。
日本という国は食に関しては本当に厳しい国である。 何かあると直接関係なくても売れなくなる。 狂牛病の時はアメリカ産だけでなく牛肉自体が売れなくなった。 「ステーキのどん」とか閑古鳥が鳴いていたね。 いまだにアメリカ産の牛肉の輸入は厳しいチェックが入っている。 今回、しばらく冷凍食品以外のギョーザも売れなくなるだろうな。 ギョーザといえば宇都宮。 宇都宮の経済への影響が若干心配だ。 そしてギョーザといえば「王将」…大丈夫かな?
それにしても、マジで怖い世の中だなぁ。
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