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2007年11月17日(土)
今日は夜にジミーが迎えに来てくれてジミー宅でジュニアと初対面。 ジミーにすごく似ているな。 亮子ちゃんの手料理をご馳走になって23時にジミー宅を出発。 ららぽーと豊洲のオールナイトで「バイオハザード3」を観る。 先日、テレビで「バイオハザード1」「バイオハザード2」を観たので 予習は完璧。 期待して観に行ったのだが…。
まぁ、全体的に、つまらなくはなかったが、 スゴク面白いとも言えない微妙な作品だった。 ミラ・ジョボビッチ演じるアリスの能力は何でも有りに進化しているし…。 ゲーム版をそれなりに意識している部分は相変わらず見受けられるが、 「バイオハザード」の魅力は空間が限定された中でのサバイバル劇であるはずで、 地球規模まで感染を拡大させてしまった結果、 どんどん「バイオハザードらしさ」は薄れていた。 アクションはそれなりに見応えはあるかもしれないが、 ゲームから名前を拝借しただけのキャラクターに魅力は感じられない。 だけど、生き残った人間達が限られた武器、燃料、食料、そして体力を いかにうまく使って生き延びるかという状況が何となくリアルだったな。 そして、やはり「バイオハザードシリーズ」は、ただの「ゾンビ映画」でも 「アクション映画」でもないのだとも思った。
アリスは1作目では「儚げ」 2作目では「妖艶」 3作目では「逞しく」なっていた。 今度のアリスはもう逃げない。 逆に向かって行く。そして殺る。 すごいヒロインだが、それ故に魅力があるのかな。 だけど公開前は最終作と言っていたと思うが、 全くケリをつけようとしないラストに唖然。 アラスカへ行った一行はどうなったのかも一切触れられず。 ヒット作なので、これで完結といわずに、 まだまだ続けたい製作側の意向が丸見えで、 クリエイターもそれに従属してしまった感がありありと感じられて残念。 1作目、2作目はまだ次があるからという意識の下、終わり方は それぞれで別に良かったが、3作目になっても 全く煮え切らないこの終わり方は、いかがなものだろうか…。 去り際を見極めず、ずるずるとシリーズを続けても 良い結果にはならないと思うけどね。 でも、綾波レイのようにクローン・アリスが いっぱい出てくるシーンで終わるなんて、やっぱり次もあるのかね。
エンディングの曲は別に倖田來未を使わなくても良かったのではないかな。 あぁ、日本もT-ウイルスに感染していたね。
微妙な映画だったけど、見て損をしたとは思わなかったし ジミーとも久しぶりにいろいろ話もできたので楽しい夜だった。 もし続編の「バイオハザード4」が公開されたら、また行っちゃうんだろうな。
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