Web Masterの日記



日本学生野球憲章って何?

2007年05月02日(水)

高校球界が揺れている。
西武ライオンズの裏金問題から端を発したスポーツ特待制度の憲章違反。
この日本学生野球憲章違反となる特待制度の実施校の申告は合計は334校、
4都府県高野連からまだ申告があるので最終的には400校近くなる見込み。
申告した高校を見ると甲子園に出場したことのある名前がズラーッと並ぶ。
優勝校だけでも21校もある。

日本高野連が全加盟校を対象に実施した特待制度の実態調査の申告は
甲子園優勝経験のある作新学院、崇徳、横浜などが申告し、
今春センバツ優勝の常葉学園菊川も申告。同準優勝の大垣日大も
春季大会出場辞退を高野連に申し入れた。

専大北上の野球部解散に始まり東北高校の県大会出場辞退、
そして横暴・高野連の野球部狩りは全国に大きな波紋となってしまった。
群馬県大会では4強入りした桐生一と前橋育英が共に辞退、
同大会準決勝は「高校野球特別規則16ハ」により、
出場辞退する高校が最後に試合を行ったチームである太田商と高崎商が
代替出場することになった。
山梨県大会でもベスト8中、日本航空など3校が出場辞退。
準々決勝1試合が消滅するという前代未聞の異常事態となっている。


素朴な疑問だが、特待生のどこが悪いのか高野連に問い質したい気持ちだ。
特待生以外にも野球留学に否定的な発言もしていたが、何を今さらだ。
特待生にしても野球留学にしても自分は肯定派というか
今まで何の問題にもなっていなかったのに、なぜ今さら?という気持ちが強い。
特待生になれるほど一芸に秀でた子の力を伸ばしてやるためにも
「特待生」である事は、その子の誇りにもなると思うし、
野球留学にしても親元を離れてまで慣れない環境下での生活をするのだから
並大抵の気持ちでは野球留学なんて出来るわけがない。
子供達の気持ちを考えると、やはり肯定的な見方をしてしまうね。

特待制度…学業でもスポーツでも、常人より優秀な成績を修め、
且つ今後も期待出来る生徒に「特待=特別待遇」を与えるって事でしょ?
特別待遇とは授業料などの金銭面、その他諸々。
別に悪いことなのか?
高野連っていうのは常にピントがズレているな。
一昔前のボウズ頭強要だったり「連帯責任」問題だったり、
他の競技や学業でも通例の特待制度を全廃するとか…。

ハッキリ言って、今まで実態の把握すらせずに
分かっていて黙認していたくせに何を今さら。
超有名プレーヤーは勿論のこと、プロに進んだ殆どの選手って
特別待遇じゃなかったの?
現役の子達にしてみれば「何で先輩達はOKだったのに俺らはダメなの?」
って思っても仕方ないよね。
中学生のうちから注目株の高い運動能力やセンスの有る子は
このままじゃサッカーや他に流れてしまうだろう。

野球以外の他のスポーツでは特待生制度を容認されているし、
スポーツを活かしての越境入学は野球だけでない。
駅伝やラグビーは海外からの留学生が全国大会に出ているくらいだしね。
それにスポーツだけではない。
勉強ができる子は超進学校へ越境入学するケースもあるし、
学内でも優秀な成績を挙げれば、特待生で学費免除までしてもらっていた子が
いるのを自分は身近で知っている。
勉強以外にも音楽や学校関係者の縁故での特待生だっているはずだ。

それなのに、なぜか野球ばかりが批判の対象となってしまう。
全ては高野連の姿勢がそうさせているのではないだろうか。
一体「高野連」って組織は何様のつもりなんだろうか?
高校野球は「高体連」に加盟していないのも不思議だし、
会長にしても年寄りから年寄りへと引き継いでいたりもする。
昔気質の古い体質、古い精神が高校野球をも時代錯誤にされそうだ。

ほんと、くそったれ高野連である。
球児達がひたむきに取り組む高校野球の後ろに
高野連の影が見え隠れするのがムカつく。
いっそのこと、高野連を解体させるか?
もしくはプロレス団体のようになってしまうかもしれないが
甲子園常連校が中心となって高野連から脱退宣言すべきかもしれない。
高野連から脱退し、他のスポーツ競技と同じ高体連に加盟。
そうすれば高野連だって慌てて考えを変えるなんて事も…。

そもそも、特待生制度を認めていないとされる「日本学生野球憲章」って何なんだ?
「日本学生野球憲章」ってことは、大学でも特待生制度は
認められていないってことになるんだよな?
じゃあ、大学野球機構は高野連のように実態調査しないのかね?

時代は刻一刻と変化しているのに「日本学生野球憲章」だけは
断固変えるつもりは無いという頭の固い高野連。
プロ野球のテレビ放映はメジャーリーグに食われて視聴率低迷、
高校野球は高野連に翻弄されるし、
日本の野球の未来って何か微妙だな…。

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