|
2006年12月27日(水)
経営再建の真っ只中にある三洋電機が、 1988年から冠スポンサーとなっていたプロ野球のオールスター戦から 撤退することを決めた。 契約約終了の理由について同社は 「知名度向上という一定の目的に達した上、 経営環境が厳しいために経費圧縮を図る」としており、 日本プロ野球機構NPB側も、この申し出を即日了承している。 すでに三洋に代わるスポンサーについては候補があるようだが まだ本契約まで至っていないらしい。
三洋電機はデジタルカメラなど主力となるべき商品が 販売不振に陥っており、2007年3月期の連結最終損益が 5月時点で発表された予想値の約200億円から、 500億円へ下方修正される見通しになった上、 携帯電話端末の価格下落による利益の目減りに リストラに関わる退職関連の費用が更に大きくなるなど、 明るい材料が全く見えない状況に直面しているという。 三洋がオールスターゲームの冠スポンサーとして支払っていた費用は 毎年約数億円と見られており、200億だ500億だという数字を見た後では 大した金額ではないようにも思えるが、 緊縮財政開始で最初に手がかけられるものが広告費であることを思えば、 撤退もいたし方ないというところではある。 というか、業績不振のニュースで三洋電機の名前は 図らずも有名になちゃってるしね…。ヾ(^-^;)
尚、NPBはオールスターゲームに関して3億4000万円の特別協賛金を得ているが、 これは広告代理店との契約で3年間保障されているため、 取りあえず来年の夏までは冠スポンサーがなくても 困らないということになっている。 つまり代理店がスポンサーを探せないと自腹を切るということだ。 三洋撤退にNPBが慌てなかった理由が実はここだったりするのだ。
それにしても、やっぱりこういう話は寂しさを禁じえない。 企業がスポーツのバックアップをしてくれないと かなり日本のスポーツは厳しくなっていく。 本当に景気は回復しているのだろうか?
|
|
|