Web Masterの日記



凶暴化する子供たち

2006年11月17日(金)

昨日の続きになるが、やはり負の連鎖は起こってしまった。
相次ぐいじめが原因による子供たちの自殺…。
しかし、その一方では子供たちによる
教師への暴力行為も増加している事実も知っていなければならない。

2005年度に公立の小学校内で児童が起こした暴力行為の件数は、
前年度より6.8%増の2018件で、統計を取り始めた1997年度以降、
過去最多となったことが文部科学省の調査でわかった。
特に教師への暴力は38.1%増の464件と、3年連続で30%超え、
まったく歯止めがかかっていない。
公立の小中高生全体の校内暴力も微増し30283件となっている。

調査は日本全国の公立小中高校が対象、
各教委を通じて実施された。
教師に対して、イスを投げつけたり故意にケガをさせたりといった
一定水準以上の暴力について学校から上がった報告を集計したという。
だけど、校内で処理され教育委員会へ報告されていない暴力事件を含めると
ものすごい数になるのだろう。


小学生の校内暴力で最も多かったのは、子供同士の暴力(喧嘩)。
次いで器物損壊、対教師暴力と続く。
特に対教師暴力の増加率は2003年度が39%アップ、
2004年度が32.8%アップと3年連続で30%超となっている。
文科省によると、特定の児童が繰り返し暴力をふるうケースが昨年より増え、
中には子供の暴力行為が分かっても、保護者が注意しないといった
嘆かわしい事例も報告されている。
小学生の暴力が教師に向かう傾向が強まっている点について
文科省は「はっきりとした原因は分からないが、
喧嘩の仲裁に入った教師に逆上し、矛先を向けるケースが多いようだ。
子供の暴力について小学校側の危機意識は、もともと希薄。
学級担任制で、担任一人に任せきりになるため、
問題が放置されやすい状況がある」と分析している。

尚、小学生の校内暴力で警察に補導されたのは11人。
出席停止も1人いたというから驚きは増す一方だ。
さらに校外での暴力158件を合わせると校内外2176件にも及ぶ。

叱ることは「悪」だと勘違いしている教師と親が増えているのかもしれない。
平然と「子供と、どう接していいのか分からない」と答えている教師すらいる。
もっと深刻なのは、自分で産んだ我が子を、
どう育てていいのか分からない、または分かっていない親もいることだ。
格差社会が広がり、生活が苦しいために共稼ぎの家庭が増え、
そのため家族のコミニュケーション不足が
原因のひとつに上げている専門家もいた。

映画館などでも、前の人の椅子の背もたれを蹴ったり、
足をかけているクソガキがいるが、隣に座っている親は何も注意をしない。
誰かが注意をするまで見て見ぬふりをしている親がほとんどだ。
子供のために叱る事は決して「悪」ではない。
子供を叱らないことのほうが、よっぽど「悪」であり、
子供のためにもならない。
真面目に勉強をしている子供達や社会に迷惑をかけるのだと
学校や親が自覚を持って、時には厳しく叱ってもらいたいものだ。


子供たちが凶暴化しているのは学校だけではない。
最近「こんな小さな子供がなぜこんなことを」とかいう事件も多い。
しかし、子供だからこそ、やっちゃったんじゃない?とも思う。
その行為がいかに残酷であることを認識してないのだろう。
まさにゲームが生んだリセット世代。

だからといって、加害者更正を最優先においた少年法は●●くらえと思う。
認識が甘かろーが、それでも
「人を殺しちゃいけない、傷つけちゃいけない」程度はわかるだろう。
それをやってしまった人間は、たとえ子供でも社会的に
抹殺されても仕方ないと思っている。
「育った家庭環境が〜」やら「いじめで人格形成が〜」やら、
そんなのは被害者にとってチラ裏でしかない。
「だから何?」と言いたい。
アンタも不幸だったかも知らんが、だからといって
被害者が被害受ける理由にはならんだろう。

10代の子供が自宅に放火してしまったり、
親を簡単に殺してしまう事件も増えている。
親、兄弟のことを思ったら、そう簡単にはこのような行動には
走れないと思うが?
突発的に感情が抑え切れなくなってしまうのだろうか?
親に注意されたり怒られたりするだけで「カァーッ!」となり、
キレてしまう子供が確実に多くなってきている。

毎日のように、こんなニュースを耳にするたび目にするたび
すっかり心が荒んでしまっているな…と感じてしまう。
これも核家族になってしまった社会的背景にも問題があるような気も…。
もっと、こうなる前に普段からコミュニケーションをとり、
家族で何でも話し合える環境作りも大切なのではないだろうか。

仕事仕事で父親はいない。母親もパートで家をあける時間が多い。
そんな環境では会話も何もあったもんじゃない。
社会の制度、国の在り方すべての矛盾が子供を犯行に走らせる
大きな要因なのかもしれないな…。

産んだ以上、親は子供のしつけ、教育に責任を持ってほしい。
親が子供をしつけるのは責任であり、義務である。
産んだはいいが親の責任義務を放棄しているようでは
犯罪者予備軍をこの世に生んだと言われても仕方ないのだ。
今の学校になんて任せっきりじゃ、コミュニケーションをとることなんて
絶対に無理なんだからさ。

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