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2006年07月13日(木)
いや〜、今日は暑かった。 雨が降った後も蒸し蒸しとして不快指数が上がりっぱなし。 同じ暑さでも早く梅雨が明けて真夏の暑さになってほしいね。 こう蒸し暑いと何もやる気が起きなくなるし。
さて、イタリアの24年ぶり4回目の優勝で幕を閉じた2006年ドイツW杯。 今やジダンの頭突き問題が争点になっているが、 今回のW杯を自分なりに総括してみたいと思う。
優勝したイタリアは、計7試合で失点はわずかに2点。 内訳はオウンゴールとPKの各1点。 つまり、ゲームの流れの中では1点も取られていないということになる。 伝統の堅守に磨きがかかって、そこから攻撃へとつなげて 勝ち進んでいったイタリアは、まさに優勝に相応しいチームと言えるだろう。 大会前にセリエAの八百長疑惑に揺れたが、 周囲の雑音をピッチ上で跳ね除けられたことは イタリア選手に最大の賛辞を贈りたい。
準優勝のフランスも、ジダンを中心にして勝ち進んでの準優勝。 ただ、決勝のジダンの退場劇は呆れてしまった(^^;) それにもかかわらず、なぜに彼が今大会のMVPに選ばれたのだろうか? 確かにプレーはMVPに値するが、決勝戦という最高の大舞台で あのような失態をした選手にMVPは相応しくないと思う。 サッカー選手に憧れる世界中の子供が見ていたはずだ。 MVP投票をしたのが決勝前だった記者もいたので、 結果的にジダンになってしまったようだが、 その辺はFIFAの方でどうにかならなかったのか…。 もっとも、ジダンに投票した各国記者の中に イタリア人記者がいたらウケちゃうけどねヾ(^-^;)
堅守を誇ったイタリアとフランスが決勝戦に残ったことを象徴するように、 今大会は以前の大会に比べて得点率が大幅に低下した大会でもあった。 ハットトリックを記録した選手が1人もいなかったのも 長いW杯の歴史の中で初めてだとか。 それだけ、各有力国が守備に重点を置いていたと思うし 一方で、絶対的なストライカーが少なかった大会だったとも言える。 まぁ、期待のロナウドがあんなに肥えてなかったら、 もう少し点が入っていたかもしれないな…。
さて、前にも一度触れてはいるが、自分の母国、日本についても触れておこうか。 3試合で勝ち点がわずか1の2敗1分けで予選リーグ敗退と、 まさに「惨敗」の二文字だった大会となってしまった。
個人的にはジーコは好きだが、監督としてこの4年間で 何を目指していたのかが全く見えてこなかったのが残念。 オーストラリア戦とブラジル戦の不可解な選手交代しかり、 一戦ごとにフォーメーションが変わったりの「気まぐれ采配」 結局は超一流選手のみが持っていると言われる「閃き」だけで 指揮していたってことなのかな…。
4年間、ほぼ同じメンバーばかり選考していたために 平均年齢が高くなり、アテネ五輪代表も駒野と緊急招集の茂庭の2人のみ。 次回の南アフリカ大会の予選は、今回のメンバーを ほぼ総入れ替えすることが必至な状況だ。 それ以外では、オーストラリアがアジア予選に参入するとともに 今大会のアジア勢の惨敗によって、アジア枠が減らされる可能性が高い。 すんなり決まった今大会のアジア予選より 数段厳しい戦いになっていくことは間違いない。 次期監督がほぼ決定しているオシムが、 日本代表を、まっさらの状態からどのようなチームに 作っていくのか興味はあるが。
いずれにしても イタリア代表=アズーリ。 フランス代表=レ・ブルー。 ブラジル代表=セレソン。 スペイン代表=無敵艦隊 などの真似をして、日本代表=サムライブルーなどと言っていては 激戦のアジア予選も勝ち抜けないだろう。 世界ランク49位のアジアの小国が代名詞を持つには100年早すぎる。
さてさて、W杯で印象に残ったシーンや選手について。 決勝トーナメント一回戦 フランス×スペイン(3-1)
ジダンがドリブルで抜けて左から豪快に決めた3点目。 ジダンの「惜別ゴール」だと思ってグッと来たね。 だって次のブラジルにはフランスじゃ勝てないと思ったから。 ちなみに自分はスペインを応援していた。けど敗退。
準々決勝 アルゼンチン×メキシコ(2-1)
アルゼンチンのFKやCKのとき、波のように一斉に引いていく メキシコのDFラインが芸術作品を見るように美しかった。 あのオフサイドトラップは真の芸術品だ。 ちなみに自分はアルゼンチンを応援。勝った!
準々決勝 ポルトガル×イングランド(0-0 3PK1)
何と言ってもルーニーがくらった一発レッド。 だけど、その暴力行為は彼らしくない中途半端さ。 プレミアリーグではもっと豪快なのにW杯の舞台にビビッたのか? ルーニー挑発を非難されているC・ロナウドのウィンクはチャーミング。 ちなみに自分はイングランドを応援。けど敗退。
準々決勝 ブラジル×フランス(0-1)
ジダンの左からのFKをアンリがゴール右側からダイレクトボレーでゴール。 無敵と思われたブラジルを沈めた今大会最も印象的なゴール。 何もできないロナウジーニョ。 カカが1人で奮闘するもスタミナ切れ。 ちなみに自分はブラジルを応援。けど敗退。
準決勝 ドイツ×イタリア(0-2)
延長28分グロッソ先制ゴールお見事。 デルピエロのストライカーとしての資質の高さに改めて驚き。 ちなみに自分はドイツを応援。けど敗退。
準決勝 フランス×ポルトガル(1-0)
終了後のジダン&フィーゴの抱擁。感動的だった。 ちなみに自分はポルトガルを応援。けど敗退。
3位決定戦 ドイツ×ポルトガル(3-1)
C・ロナウドの素晴らしいFKをカーンがファインセーブ。 今大会の若手ホープ達は、みなベテラン組の存在感を しのぐことはなかったという象徴的な場面。 ゴメスのゴールをアシストしたフィーゴのクロスの弾道。 低く、速く、そして味方に向かってくる最高の惜別クロスボール。 ちなみに自分はポルトガルを応援。けど敗退。
決勝 イタリア×フランス(1-1 5PK3)
ヘッドの嫌いなジダンの強烈ヘディングシュートを GKブフォンがギリギリはじく。なんとハイレベルな攻防。 ジダンの頭突き&一発退場。 普段の温厚さとキレたときの壊れっぷり、 このギャップもジダンの魅力のひとつかも。 マラドーナの「神の手ゴール」同様、 負の歴史には違いないだろうけど、やっぱ伝説になるんだろうな。 それにしてもW杯決勝戦、その延長戦の終了間際にレッドカードで 現役引退とは…。自分も目標はこのくらい高く持たないとね。(笑) ちなみに自分はニュートラルな気持ちで見ていたため、どちらも応援していた。
決勝まで7試合トータルのプレイ内容から判断すると、 MVPはイタリアのGKブフォンかDFのカンナバーロかな思うが、 投票時間のこととか、引退その他いろいろあってMVPはジダン。
まぁ、優勝したイタリアは傑出した個人が引っ張るチームではなかったから、 今大会で「ひとり」象徴的、印象的な選手を選ぶなら やはり引退の大舞台で光と影が交錯したジダンなのかな…。 前述した通り、一発退場した選手が選ばれることに違和感はあるが…。
優勝はイタリア。しかし、終わってみれば結局は「ジダンの大会」 だったと言っていいドイツW杯だったかも。
あぁ、上記した印象に残った決勝トーナメントの8試合、 自分が応援した国の勝敗は1勝6敗(決勝のみはニュートラルな気持ち) 他にもアルゼンチン対オランダ、ドイツ対アルゼンチンや もちろん日本の3試合も含め、自分が応援した国は、ことごとく負けてしまった。 こんなW杯も初めてだった。
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