Web Masterの日記



寝不足

2006年02月14日(火)

早くもオリンピック寝不足が酷い状態に入ってきた。
ただでさえ常に寝不足気味なのに、
連夜のオリンピック観戦で寝不足はピーク。
せめて日本選手たちの成績が良ければ寝不足なんか吹っ飛ぶんだが
遅くまで起きて観ていても、ここまで良いところがない…。

女子モーグル…惜しくもメダルならず
ノルディック複合…期待の高橋、腰痛で棄権
ジャンプノーマルヒル…原田、痛恨の失格。岡部、葛西、伊東と力発揮できず
ハーフパイプ男子…全員予選落ち、全滅
ハーフパイプ女子…世界の壁は高くて厚かった
スピードスケート500m…残念、あと一歩届かず
男子フィギュア…高橋が不利なSP一番目の滑走

トラブル続き、納得のいかないデキや点数、さらに不運…。

大会前、JOCのメダル目標&予想は5個。
しかし、それを聞いたときは絶対に無理だと思った。
そんなに甘くない。特にヨーロッパでの冬季五輪は。
もし取れるなら前半の競技に集中するだろうが
これまで期待されていた種目でメダルはゼロ。

日本にとってヨーロッパのアウェイは特に厳しい。
今回のトリノはイタリア北部に位置し、アルプスを国境として
スイス、オーストリア、フランス、ドイツなどと隣接している。
これらの国にとっては「ホーム」同然の環境だ。
いや、もっと大きくみれば、現在ひとつの「共同体」となっている
EU諸国全体にとって「ホーム」に近い環境なのではないか。

ホームのアドバンテージは、札幌と長野で2度も実感している。
そのホームのアドバンテージを持った、多くのEUの国々が
それぞれの種目に複数の選手を送り込む。
純粋にアウェイである有力国は、アメリカや豪州、アジア諸国だけ。
これは北米やアジアで行われる五輪とは明らかに異なる条件だ。
日本選手が上位に食い込むことが難しいのは、
こんなところにも起因している気がする。

それにしてもスノーボードのハーフパイプだが
トリノと同じサイズのハーフパイプが日本にはないらしい。
もっとヘリの高さが低く、長さが短いものしかないそうだ。
それって大きな問題ではないだろうか…。
あと、男女とも圧倒的な強さを見せたアメリカ勢を含め
世界の有力選手は皆プロとして、W杯を重視せずに北米GPシリーズや
賞金レース出場をメインに活動していた。
なので、いくら日本勢がW杯で好成績だといって喜んでいても
結局、有力選手たちが出ていないところでの好成績だったので
彼らと同じ舞台に立てば、あんなもんだったのかも。悔しいけど。

かなり厳しいオリンピックになりそうだが、
今後、期待されている女子フィギュアはどうだろう。
3人ともメダルを狙える力はある。
ただ、本番で曲を変える荒川と安藤。ぶっつけ本番で大丈夫か不安だ。
最大のライバルでもある女王・スルツカヤは
ここ2シーズンの成績は、この前のGPファイナルで
浅田真央に負けたのが唯一の負けで残りは全て優勝してきている。
浅田がいない時点で世界2位を決める五輪になってしまったが
3人のうち誰でもいいからスルツカヤの牙城を崩してもらいたいものだ。

まだ始まって数日なのに、ここまで日本選手の悔し涙ばかり見てる気がする。
しかし「エースをねらえ!」の岡ひろみのコーチ、レイノルズの言葉を引用。

「生命(いのち)賭けるものが
スポーツであれ芸術であれ宗教であれ、いかなる道であれ
その道を旅していかに魂が成長するか 問うべきは常にその一点!」


オリンピックは「極まった魂」が見られる舞台でもある。
メダルだけが全てではない。
寝不足続きだが、ここからも存分に楽しませてもらいたいと思う。
ガンバレ日本!

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