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2005年01月28日(金)
1980年代の後半の東京の外食シーンを象徴する出来事の ひとつとなったのがホブソンズだ。 たかがアメリカからやって来たアイスクリーム屋に行列ができた。 一人一人の好みに合わせて、わざわざ作ってくれるという新機軸が面白くて注目を集めた。 当時、マクドナルドのマネージャーとして勤めていたが、 クローズ後にクルー(バイト)と一緒に、 まず外苑辺りにあった「ホープ軒」で油こってりのラーメンを食べてから 西麻布の交差点にある「ホブソンズ」に行ってアイスクリームを食べる、 そんな夜の過ごし方をしていた頃もあった。 ホブソンズでは行列に並んだはいいが、トッピングだのアドオンだの悩んだ記憶がある。 トッピングという言葉、今ではポピュラーになったが、当時は最先端だった。
そんなホブソンズだが、一気に日本中に店舗を構えるようになった。 由比ガ浜にさえホブソンズがあったのには驚いた記憶がある。 しかしブームは長く続かなかった。その後、しばらくは、なりを潜めていた。 珍しいだけでは消費者は飛びつかなくなった。 美味しいだけでは人は行列をすることもなくなり、 アメリカからやって来たということで人を振り返らせることもなくなった。 すべてはバブルが崩壊し、人々の考え方が根本的に変わった。 日本中に出来た沢山のホブソンズは次々と整理され、 思い出の中にそっと密かに姿を隠す、そんな寸前まで行ってしまっていた。 それが2000年前後の状態だった。
そんなホブソンズだが先日、久しぶりにその名を聞いた。 青山にカフェを作ったという雑誌の記事を見た。 昔ならではのアイスクリームのテイクアウトカウンターとは入り口も別、 メニューも別にしたカフェが併設されている。 カフェとはどういう店なのかといえば、 それは多分「時間を売る商売」と考えることが順当で、 楽しい時間を手ぶらで過ごすよりも、素敵な食べ物や飲み物があれば、 もっと幸せ…と感じる人が今の日本には大勢いるのではないだろうか。 そういえば昔、若かりし頃にホブソンズの前で 30分近くも待ってアイスクリームを買った自分達も ある意味、アイスクリームそのものじゃなくて 待ち時間という時間を買っていたのかもしれないな…、などと ノスタルジックに思ったりして…。 そう考えると商売の本質って変わらないものかもしれない。
あの頃は確かバニラをメインにしてバナナ味をアドオンし オレオクッキーを入れたアイスクリームを作ってもらった記憶がある。 味は…あまり覚えていない。(^^;) また久しぶりにホブソンズのアイスクリーム、食べてみたいな。 新しくできた青山のカフェ、時間に余裕ができたら是非、訪れてみたい。
明日はマンションの総会。 初めてなので最初くらいは出たほうがいいと思い出席に丸を付けたはいいが、 これが朝10時からと早いんだな…。(^_^;) なんか総会中に居眠りこきそうだ。
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