Web Masterの日記



次世代DVD

2004年12月27日(月)

さてさて、まだDVDが世間に普及していないのに、
もう次世代DVDの規格を各メーカーが争いだしている。
Sonyと松下が組んだブルーレイと東芝、NEC連合のHD DVDだ。
これにアメリカの映画会社が加わり仁義なき戦いだ。
東芝、NECのHD DVD側にタイムワーナーなどアメリカ映画の大手4社が手を組み
一時はHD DVDの圧勝が予想されたが、最近にきて超大手のディズニーが
Sony、松下のブルーレイ側につき、事態は一転。
もともとブルーレイ側だったソニーピクチャーズや
21世紀フォックスと合わせるとディズニー参加でアメリカでの半分以上のシェアを
ブルーレイが確保することになった。

新規格争いは今に始まったことではない。
思い起こせば遥か昔、ビデオのカセットの規格を巡り
Sonyのベータと松下のVHSが激しい争いを起こした。
画質優先、省スペースのベータに対し、VHSは三倍モードで応戦。
結局、ユーザーも映画メーカーも長時間の録画を選びVHSが完全勝利。
ベータビデオを販売していた各電機メーカーもVHSに鞍替えし、
Sonyだけが細々とベータビデオを販売していた。しかし人知れず販売中止。
その後はVHSの軍門に下った。
続いて起こった新規格争いはビデオカメラのカセットである。
Sonyの8ミリに対し、松下はC-VHSを投入し、各メーカーを巻き込んだ争い。
Sonyはパスポートサイズのハンディカムで大攻勢をかけると
松下は手ぶれ防止機能が付いたブレンビィを投入。
他のメーカーは完全に置き去りにされ、Sony対松下の一騎打ちとなった。
日本のパスポートが小さくなったと同時に、
ハンディカムも新パスポートサイズへ変更したSony。
松下は専用カートリッジにC-VHSカセットを入れればコードをつながなくても
家庭のVHSビデオで再生できるという手軽さを売りにした。
しかしSony有利で進んでいたビデオカメラ戦争は意外な結末を迎えた。
それはデジタル化の波だ。各メーカーとも8ミリやC-VHSの販売と同時期に
デジタルビデオの開発も急ピッチで進められ、次第にアナログは消え、
ビデオカメラ自体がデジタルビデオとなった。
そのうちアナログのビデオカメラよりも精巧な
デジタルビデオカメラの方が価格も安くなり
8ミリ対C-VHS戦争は決着のつかないまま尻すぼみになって終わった。

現在、DVDレコーダーでも松下や東芝、日立はDVD-RAMが使えるのに対し、
SonyやNEC、パイオニアなどはDVD-RWが使えるレコーダーを販売しているが
このDVDメディア戦争はお互い共通のDVD-Rがあるために大きな争いとはなっていない。
だが、次世代DVDはブルーレイ、HD DVDとも全く互換性のないメディアのため
ベータ対VHSの争いの再現のようになってきている。
今回の次世代DVD戦争では今まで必ず敵対していたSonyと松下が
初めて手を組んでいることに注目したい。
ビデオカセット、ビデオカメラ、DVDレコーダーと必ず敵対していたにもかかわらず
今回の次世代DVDに関しては手を組んだことにより、
大手のディズニーもブルーレイについたのではないだろうか。
世界のSony、世界の松下、そして全世界のディズニーの連合は強力だ。
そこに目の付け所がでお馴染みのSHARPも加わっている。
自分の予想では東芝、NEC連合に勝ち目はないような気がする。
ブルーレイ側の圧勝の予感。
だが先日、NECがCD、DVD、そして次世代DVDを再生できる機種を開発した。
ハードでブルーレイ側に対抗しようと必死だ。
今後、ブルーレイ側も新たなハードを開発していくだろう。
ますます争いは激化の予感。
ただ気になるのはディズニーを含め、HD DVD側のワーナーも
各アメリカ映画会社は、とりあえずはこちら側についたが、
展開によっては逆になる場合もあるという不透明な決定をしていること。
要は今後の展開によっては簡単に寝返るよってことか。
そりゃ、自社のソフトが売れなかったら困るもんな。
ディズニーの映画ソフトは今のところブルーレイディスクのみの販売となっているが
HD DVDディスクを持っている人は永遠にディズニーソフトを見れないのでは困る。
なので、最終的には、より普及した方につくというのだろう。

DVD自体が浸透していないのに、もう次世代DVDの競合が起きれば、
価格自体が下げられ、嬉しい気持ちもあるが、
結局は今回もユーザーは置き去りにされている。
ベータ対VHSで争っていた時にベータビデオを買った人は、どんな気持ちだったのか。
販売されているソフトも、レンタルビデオ屋でも全てVHSが並んでいた時代、
悲しい疎外感を味わっただろう。
また今回も、それと同じことが繰り返されようとしているのかもしれない。
各メーカーの利権が絡む醜い新規格争いは永遠になくならないのだろう。
ユーザーとしては互換性のある機種が発売されたら一番売れると思うのだが、
それは利権争いのため技術はあっても決して作られない物なんだろうな。

任天堂、プレステ、セガなどのソフトをひとつのゲーム機でできたら
なんて幸せなんだろうと昔、思っていた。
絶対に日本の技術があれば作れるとは思うが、それは永遠に幻なんだとも思う。
ドラクエにポケモンが出て来たり、ぷよぷよとテトリスが同じ画面でできたり
バイオハザードにマリオが出てきたりしたら面白いじゃないか。(^^;)


今朝は練馬区江古田にある練馬東税務署まで書類を提出しに行ってきた。
税務関係は全て美穂に任せてあるので、なんだかよく分からないが
前の練馬のマンションを売却したとき出た損失を還付してくれる書類?よく分からん。
とにかく前のマンションを売って今のマンションに住んでいる証明?
マジでなんだか分からんが、以前、公庫の返済が始まったら銀行に印鑑を貰ってから
税務署に提出するように言われていた書類だ。
それを提出するためだけに仕事前に江古田まで行ってきた。
東西線、丸の内線、西武線を乗り継いで江古田駅から歩いて訪れたが
提出して呆気なくすぐ終了…。(;¬_¬)なんだかなー。
江東区の税務署じゃダメだったのかね…。

さて年内の仕事は明日、明後日と2日のみ。
疲れは溜まり、常に眠気もある。だけどガンバレ俺!

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