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2004年03月26日(金)
セリーグより一足早く明日開幕するパリーグだが、 今季より22年ぶりにプレーオフ制度が導入される。 このプレーオフ制度だが少し判りづらい。 レギュラーシーズンは各チーム135試合に減った。 シーズンを終えて3位までのチームがプレーオフ進出となる。 プレーオフは第1ステージと第2ステージに分かれており、 第1ステージではレギュラーシーズン2位と3位のチームが2勝先取方式の最大3試合。 もし1勝1敗1分の場合はレギュラーシーズン2位チームが第2ステージ進出という レギュラーシーズンの順位に配慮したシステムとなっている。 第2ステージは1位チームと第1ステージの勝者が3勝先取方式、最大5試合の対戦で パリーグ代表として日本シリーズ出場権が争われる。 この時、レギュラーシーズンで1位チームが下位チームを5ゲーム差以上離していた場合、 1位チームに1勝のアドバンテージが与えられるという決まりもある。
あまり日本では馴染みの薄いプレーオフ制度だけに 初年度から定着するかどうかは疑問が残る。 ましてメジャーリーグと違い制度自体が非常に複雑な仕組みになっている。 だが終盤までAクラス入りをかけたプレーオフ争いと 5ゲーム差の攻防というテーマが存在するため、 消化試合のない密度の濃いシーズンが期待できるだろう。
プレーオフ導入だけではなく、今季のパリーグは面白いと思う。 ここ最近はダイエー、西武、近鉄の3強がペナント争いの主役だった。 しかしダイエーは小久保、村松を放出。西武は松井稼頭央がメジャーへ、 さらにカブレラが骨折し長期戦列を離れることになってしまった。 何より扇の要でもあった伊東の引退は監督就任よりも大きい。 またアテネ五輪の時期に松坂、豊田が抜けそうだし、張と許も台湾代表として抜けるかも。 そうすると夏場、一挙にローテーション投手3人に抑えのエースまで不在のまま 戦わなくてはならなくなる。これはかなりのハンデだろう。 また近鉄もローズが巨人へ入団し、吉岡は怪我のため絶望。 上位球団の主力が次々とチームを去り、さらには厳しい条件になりそうな予感。 逆に下位球団では日本ハムに加わった新庄を筆頭に ロッテはアジアの大砲である李を加え、また過去にロッテを2位にしたことのある バレンタイン監督が復帰。小宮山も復帰し、黒木の復活も期待される。 オリックスはムーア、村松が加入し、知将・伊原監督の就任で 全6球団の力は限りなく均衡してきているといってもいいだろう。
総合力では昨季、小久保抜きで日本一を果たし、 若い投手力を持っているダイエーが優位に立っているものの 下位チームが生まれ変わりを果たす可能性は高いだけに、 ペナントの行方はまったく予測不可能である。 とりあえずレギュラーシーズンで1位になれなくてもAクラスにさえ入れば 優勝の可能性も、またセリーグの覇者を破り日本一の可能性もあるのだから。 実際、メジャーではワイルドカードからワールドチャンピオンに輝いたチームもあるし 勝負は時の運もあるので何が起きるか分からないからね。 でも3位のチームが日本シリーズに進出してきた場合、セリーグ優勝チームは複雑だろうな。 絶対に負けられないプレッシャーもかかるし、 なんで3位のチームと戦わなければならない?という疑問や不快感もあるだろう。 またレギュラーシーズンに加え、プレーオフも全試合行った場合、 日本シリーズ前にパリーグチャンピオンチーム選手の疲労蓄積という問題も残るが、 この22年ぶりに導入されたプレーオフ制度が、どのような結果をもたらすか 今季のパリーグに注目していきたい。 個人的にはロッテに注目し、応援したい。
ダルビッシュがノーヒットノーランか。やっぱスゴイ投手なんだな。
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