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2003年02月20日(木)

松浦亜弥とは別なベクトルで、やはりアイドルとして正統派かつ 完璧な存在である石川梨華。 歌が拙いとか、芸風が寒めであるとかは関係ないんだよな。(^^ゞ スキルの至らなさも含めて、少女漫画キャラそのままのようなビジュアル、 男心をくすぐる可愛らしさ&女の子らしさがナチュラルボーンに 備わっている石川梨華は完璧なアイドルだと思う。 絵に描いたようなキャラが多いモーニング娘。にあっても、 石川は特にベタベタなキャラだな。だが、そこがいい。 最近では「ハロプロニュース」で中澤裕子の鋭いパスを受けて、 すっかり「チャーミー」を確立させて元気満々、自信満々にも見える石川だが やはり根本には、ネガティブさが見え隠れして、 それ故、調子に乗ってもどこか面白い。 不安があるのか、一生懸命やりすぎて空回る石川を見るのが楽しい。 そんな石川梨華が昨日の「Matthew's BestHitTV」に出演。 アイドルとからませたらNo.1の藤井隆が、 いかに石川のチャーミーぶりを引き出すのか?に注目。 結果、石川梨華の行儀の良さ、オチきれない可愛さ、 問答無用のキュートさが印象に残るものだった。 さしもの藤井も突っ込み切れないというか…。 保田ネタに走った辺りは、その象徴だったような気がする。 これは、石橋&中居の無敵の「うたばん」コンビも 最近は「化学くん」とか「ニワトリ」という媒介を通して、 石川をいじる事を見てもわかるように、 石川の真面目さ、素に近いテンションが突っ込みしにくい側面を 持っているからではないかと思われる。
松浦亜弥ほど、突き抜けたアイドルぶりを徹底しているならともかく、 石川は年中、チャーミーではないからな。 あれだけのフォトジェニックさとアイドルっぷりを誇るのに、 どこかブレーキのかかったような素が滲み出ているからね。 ここら辺りが松浦亜弥との決定的な差だろう。 本人も言っていたように「緊張している」せいなのかもしれないが、 ハロプロニュースで中澤裕子との掛け合いで見せる勢いには満たない感じ。 まぁ、ホームとアウェーでは、はじけ方に差があるというのは石川だけでなく、 モーニング娘。全体に共通することだけど…。 とは言っても、それはファン的観点からMAXなチャーミーを 望み過ぎなだけであって、アイドル石川梨華は十分に堪能できるものだった。 それにしても昔に比べて、よく喋るようになったな。 ピンでテレビに出てトークするなんてできるようになるとは思わなかった。 この番組を見る一般人には、ちょうど良いくらいの濃さの石川梨華度数かな。 終始、石川梨華スマイルを浮かべながら、モーニング娘。内では 「キショイ!」と言われまくり「でもそう言われると快感」だと、 苛められて嬉しいマゾぶりを再宣言したり、 「惚れやすい。今まで惚れたの人数は片手くらい」と見逃せない発言があったり コンプレックスありまくりを認める発言と随所に興味満載なトークだった。
 さらに新体操仕込みの、くねった腰使いがGoodだったフラフープや、 どアップの「チャーミーEYE」攻撃、 以前、ハロモニでも披露した腹話術など、 石川梨華の現時点でのあらゆる引出しが開けられたと言っても過言ではない 石川梨華入門編的な充実の約20分だった。(^^)v また「ハッピー!」や「グッチャー!」を宣伝していたが、 やっとハロモニ以外で大々的に披露できて良かったのではないか。 ハロモニを見ていないであろう一般人に、どう映ったかは疑問だが…。 まぁ、とやかく言っても約20分に渡る石川梨華独占オンステージ状態は 贅沢の極みだった。もちろんビデオは永久保存版。 そして何と言っても、やっぱり藤井隆はモーニング娘。とレギュラー持つべき。 安心して任せられる数少ないタレントである。 さすがアイドルオタクだ。

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