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2003年01月13日(月)
「アイドル」としての偶像を何処までも演じ切る・まっとうするのが、 なっちや松浦だとすれば(この二人の場合は天然でアイドル要素満点素材なんで、 ガチであのままかもしれないけど) 裏ではタバコを吸いながら「ケッ!だり〜な!!」とでも言っていそうな イメージ、古き良き裏表ありまくり不良アイドルの匂いがするのが藤本美貴。 既に、早い時期から時折見せる冷たい眼差し、 無表情と言うにはあまりに冷徹な表情が、 裏藤本の実存を邪推させて止むことなく、 マニアックな嗜好のファンのアブノーマルな喜びを 満ち溢れさせていたのも藤本美貴。女王様キャラとか…。
ちょっと前まで、テレビで平気で無表情を晒しまくり、 早熟な雰囲気も加味してハード&クール&ドライの権化のように 言われまくっていたのは後藤真希だったが、 今や、唯の人見知り&フニャフニャ&口下手&感情表現下手であることが バレバレで、気の良い子であることは必須知識。 かくて空席?となったハロプロハード&クール&ドライ女王の座を 虎視眈々と狙ってるのが藤本なわけだ。 しかし、とっても可愛いし、ロリロリ度も低く、 等身大の女子高生・モダンなハイティーン少女の佇まいを持ち、 一般受けしそうな魅力の多い藤本美貴でもある。 印象としては後藤真希に継いで、ストリート性、野性味を感じさせる人だ。 後藤真希が異様に叩かれたりするのは、飛びぬけたスター性もさることながら、 現実逃避の偶像崇拝、仮想恋愛対象としての 機能を果たすことも多い「アイドル」としては 「いつ冷たく厳しい現実を突きつけられるかわからない」雰囲気が リアルにありすぎる佇まいにあったと思う。 要はカマトトぶっていない。これに尽きるのかも。 ファンのニーズを完璧に満たしすぎるカマトトぶりでも叩かれるから、 結果は同じなんだろうがね(例:なっち)
藤本も一応カマトトぶっていたと思う。 だがBUBKAによる「スキャンダル」と呼ぶには酷な 可愛い青春群像の日々の画像公開以来、 元々あるリアルな「年頃」の佇まいに裏付けができてしまって カマトトにも限界が発生。 個人的には、あの報道以降は吹っ切れたかのように、 威勢の良い藤本が見られるようになった感じがするけど。 新人とは思えないトーク等を聞いていると、 かなり気の強い子であることは明らかだし。 ということで「ロックヴォーカリストオーディション」から誕生した癖に、 ビジネスに走るあまり保守的でありがちな アイドル路線を驀進するモーニング娘。とそれに輪をかけて キッズ仕様のハロープロジェクト周辺にあって、 久々に原点のロック魂を感じさせつつあり要注目の藤本美貴である。 今春、そんな藤本が、ぬるま湯体制となってしまったモーニング娘。に 大革命を起こしてくれることに期待したい。
以前も書いたが「ごまっとう」の藤本の髪型、けっこう好きなんだよな。 エヴァンゲリオンのアスカみたいで。(^^ゞ
三連休もアッとい間に終わり。 明日からまた仕事だ…。
えっ!今ネット見てたら中島みゆきの「地上の星」が発売130週目にして ついにオリコン1位になったそうだ。 2000年7月発売の曲なのに、すごいねー。 でも、いい曲は、やっぱりいつ聴いてもいいんだよな。
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