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2002年10月05日(土)
本人たちに何の罪も無いものの、先輩メンバーたちが 余りに偉大な歴史を築きすぎたため色々な意味で ワリを食ってしまっている感は否めない新生タンポポこと 石川、柴田、紺野、新垣の面々。 むしろ、ユニット名を変えて完全別モノにした方が良かった気もする。 そこはプッチモニもそうであるように、 既得のネームバリューやマーケットをそのまま引き継ぎたいという 事務所側の思惑が明白で、それが従来のファン層の反感を買っているのかも。
しかし「BE HAPPY! 恋のやじろべえ」はオリコンウイークリー5位。 これは思ったよりも健闘したのではないだろうか。 前タンポポの終焉から間髪入れずにリリースされたから、 ファンの反発もわからないでもないが、頑張ったと思う。 自分自身も、かつてのタンポポはクオリティの高い「歌」とパフォーマンスを 堪能できるという意味で、好きなユニットだった。 歌の要であり、タンポポに並ならぬ愛着を持っていた飯田・矢口と ドラマでのソロ活動やミニモニ。を重視させたい加護を離脱させて、 今後の人気テコ入れを狙って5期メンバーの紺野と新垣&メロン記念日の柴田を 加入させたという事実はもう翻らない。 ミニモニ。にミカが加入した時も、5期メンバー加入時の新垣コネ疑惑で 大いに荒れた事も記憶に新しいが、 所詮、事務所主導型のユニットであり、「腹水盆に帰らず」なのは間違い無い。
この新曲の評判はあまりよくなかったが、 そんなに「やじろべえ」は糞曲かな? 確かに冒頭のラップもどきには最初面くらったが、 甘酸っぱいポップなサビとかアレンジャー永井ルイの 秀逸なアレンジワークなど歌唱力の欠如を差し引いても ナカナカの出来だと思うのだが。 確かにカントリー娘。に歌わせたいc/wは違和感バリバリだけどね。(^_^;) 下手だ下手だ言われてる石川梨華にしてもそれなりに歌は上達してるし、 今までよりも声も出ている。 個性的な新垣の押しが強い声もアクセントになってると思う。 ビジュアル強化要員としての柴田もすっかり大人な美人になってしまった 飯田に替わり得る存在だと思う…かな? あとは紺野がいい声質をしているのだから周りの声に埋もれない力強さを 身に付けてくれれば今後このメンツならではの良さを 引き出せるのではないかと思うのだが、どうでしょ???
もう既存のユニットはプロ野球チームか部活動みたいに考えるのが妥当だろう。 それぞれの時期に推しメンバーがいても、 いつかは卒業してひとり立ちしてしまう。 そして新たに加入したニューフェイスがいかに、 売上とかそんなチンケなモノじゃなくて、かつての栄光を継続してくれれば 結果オーライと割り切って考えた方が良い。 そもそも石黒彩が抜けて石川と加護が入ったタンポポや、 市井なき後のプッチモニに吉澤が加入した時にも落胆の声も 少なからずあったはず。 問題はメンバー主導ではなく事務所の都合で今回の人事が決められた事なのだ。
そういえばカントリー娘。から唯一のオリジナルメンバーの りんねも卒業するそうだ。 これも事務所主導型…。なんだかな〜…。
新タンポポをテレビで観ていると石川と新垣の黒さと 紺野と柴田の白さが妙なコントラストとなって良い感じに思える。 まるで4人のオセロだな。(^_^;) なんか眠くて何書いているのか分からなくなってきた…。
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