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2002年06月22日(土)
ワールドカップで韓国がまた勝った。 それも今度は無敵艦隊スペインを相手にPKまで行ってだ。 アジア初のベスト4進出は素晴らしいことだが、 あまりにも疑惑の勝ち方が多すぎる。 予選リーグのポルトガル戦にしろ、決勝トーナメントのイタリア戦も、 そして今日のスペイン戦も完全に審判のミスジャッジがあった。 韓国に負けたチームは必ず審判のミスジャッジにやられている。 なぜ、こうもミスジャッジが出るのか。 なぜ韓国は“綺麗”な勝ち方ができないのか。 例えばブラジル対イングランドにしろ、ドイツ対アメリカにしろ、 トルコ対セネガルにしろ、ベスト4をかけた他の3試合は素晴らしかった。 負けたチームも素直に相手をたたえることのできる敗戦だった。 よって試合後、審判に対しても文句は言っていないし、 残念だが気持ちよく負けを認めていた。
ところが韓国戦後のスペインやイタリア、ポルトガルも 納得のいかない試合に対し、怒りをぶつけている。 韓国の次の相手はドイツ。 またしてもヨーロッパの強豪であるが、 もし、ドイツにも勝利することができるなら、 綺麗な勝利を見てみたい。 はっきり言って韓国がここまで来れたのはサポーターと審判のおかげと 思っている人が少なくないはず。 最初は応援していたが、あまりにもヒドイ勝ち方で上がってきているので、 ちょっと引いてしまうな。
確かにヨーロッパ特有の組織的なサッカーをしてくる国に対して 韓国の全員サッカーは強いかもしれない。 ただ南米やアフリカ勢と今大会は一度も対戦することなく、ここまで来ている。 これは韓国にとってはラッキーなのかも。 たぶん個人の技術で突破してくるような国に対しては、かなり脆いと思う。 ウルグアイやセネガルそしてブラジルなんかと戦ったら、 まったく韓国サッカーは通用しないのでは? 実際、今日のスペイン戦でも1人がドリブルで突破してくるのを 全然止められなかった。ラウルがもし万全で出ていれば、状況は変わっていたと思う。 まぁ、ワールドカップも残りわずか、 最初はチケット問題が出たが、今は特に韓国戦での審判の問題で ワールドカップの権威を汚していることが多い。 残り僅かの試合は、ベスト4に相応しい、 さらに素晴らしい試合が行われることを望みたい。
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