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2002年06月19日(水)
今日はワールドカップの試合がない日。 試合がないせいか、店はやたら予約がいっぱいで混んだ。 みんな試合のない日を狙ってきてる感じだ。 ちなみに今日は不肖、私39歳の誕生日である。(^^ゞ ついに30代最後の年だ。 つい最近、20代最後の年だと思っていたが、30代は早いね。 あと何年生きられるのかは分からないが、 もう人生の折り返しをしているのかもしれない。 そう考えると、毎日は大切に生きなければと、神妙な気持ちになってしまう…。 もっと年相応に落ち着かなければ…。(^_^;) 何はともあれ、39歳まで大きな怪我も病気もせずに生きてこられたことに感謝。 だけど、この年になると自分の誕生日だといっても、あまり意識しないな。
話は変わり、本当に日本はトルコに敗れたのは悔しい。 しかし、ベスト16に入った健闘こそ、大いに賞賛したい。 開催前、こんなに健闘するとは誰もが半信半疑だった。 4年前のフランス大会に初出場を決め、 アルゼンチン、クロアチア、ジャマイカと同じ組に入ったとき、 日本のマスコミは「1勝1敗1分で決勝トーナメント進出だ」と騒いだ。 日本中がマスコミに踊らされ、当然決勝トーナメントへ行けると思っていた。 しかし現実は厳しく、結局3試合で1得点しかできず全敗。 ワールドカップの厳しさを嫌というほど味わった。 そんな経験からか、今回は比較的強豪のいない組に入っても マスコミは星勘定などしなかった。 4年前のように期待しておいて最悪の結果が怖かったのだろう。 人々もホームの利があるものの、やはり決勝トーナメント進出は 夢物語と考えていた。 「運がよければ行けるかな」くらいの気持ちが多かっただろう。 ところが日本は違う意味で我々の思いを裏切ってくれた。 初の勝ち点を挙げたベルギー戦。 ロシア戦での悲願の初勝利。 決勝トーナメント進出を決めたチュニジア戦。 2勝1分、なんと負けなしでH組1位で決勝トーナメント進出を果たした。 あのワールドカップの大先輩である韓国さえ長い時間がかかった勝利、 そして決勝トーナメント進出を出場2度目で果たしてしまった。 予選リーグ突破も危ぶまれていた中で、ここまで切れそうで切れない糸を 紡いでくれた選手たちを誇りに思いたい。 そこに辿り着くまでに日本は韓国よりも長くツライ道のりだった。 ロスタイムに泣いたドーハの悲劇。 ドーハ以前のアマチュアだらけだった日本サッカー界からW杯などは 本当に遠い夢でしかなかったのだから。
選手達は走り、蹴り、守り、12人目の選手であるサポーターの力も大きかった。 世代を越え日本中がひとつになれた。 そして何よりチームをここまで育てたトルシエ監督の手腕。 「4年間の冒険は終わった」が4年後のドイツ大会への期待をつないでくれた。 今大会出場32ヶ国の中で最も平均年齢が低いのは日本である。 4年後、まさに彼らは円熟期を迎える。 本当に4年後が楽しみである。
昨日、仕事中ながらもトルコ戦を最後まで見終え、 なんともいえぬ脱力感を覚えたのは確かだ。日本チームのW杯は終わったのだ。 今日からは4年後に向けて新たな夢の始まりである。 ガンバレ日本! ついでに39歳の俺もガンバレ!(^^ゞ
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