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2002年05月08日(水)
今日のレアルマドリード戦は二軍相手に完敗だったみたいだな。 今年に入り日本代表初黒星か。 まぁ、ピッチの悪い中、二軍でも世界最強クラブ相手に1−0は 良しと考えた方がいいのかも。最初からトルシエもお祭りと言っていたし…。 しかし西澤が盲腸で全治3週間はやばいのではないか。 高原のW杯出場はほぼ絶望だし、柳沢も手を骨折している。 ここにきてW杯に参加予定メンバーのケガが目立ってきた。 決定力不足に悩まされているFW陣に集中しているだけに 本大会が不安になってくる。 残った鈴木も今季は絶不調みたいだし、久保や山下じゃあね…。 真剣にゴン中山の再招集を考えてくれてもいいのでは。 やはり今回のような不測の事態には精神的支柱が必要だと思う。 ゴンの代表入りを切望したい。
日本のW杯メンバーの発表はまだだが、各国は続々とメンバーを発表してきた。 注目していたブラジルだが、結局ロマーリオは選出されず、 今大会もロナウド、ロマーリオのツートップは見ることができない。 いや、ロマーリオの年齢を考えると、もうこの先も見ることはできないだろう。 予選でも苦しんだブラジルにとって、 ロマーリオを選ぶ余裕がなかったことが残念だ。
第1回から唯一、全大会に出場しているブラジル。 優勝回数も最多の4回、W杯通算勝利数53勝も、もちろんトップだ。 ちなみに2位はドイツの45勝だが東西に分かれていた時を合わせてなので ブラジルの足元にも及ばない。 しかし、そんな過去の栄光が色褪せるほど、今回の南米予選は危なかった。 宿敵アルゼンチンはおろか、小国のエクアドルの後塵を拝し、なんとか3位通過。 監督も予選中に4人も代わったので チームの熟成など、ほとんどできないままに予選が終わった。 だが、ここにきて得点マシン、ロナウドの復活は大きい。 1999年に右ひざの手術をしてから復帰、再発、手術、リハビリの日々…。 所属するセリエAのインテルでも、ほとんど試合に出られない状態が続いた。 しかし、まるでW杯に合わせたかのように復活。 代表入りして1試合、それも45分しかプレーしなかったが、 見事にW杯メンバーに選ばれたのは、それだけ期待が大きいからだろう。 これでトップ下でペレやジーコの付けた栄光の10番を付けるリバウドや 新鋭ロナウジーニョがロナウドに効果的なパスを送れる。 ただリバウドはスペインリーグのバルセロナで激闘続きで体調は今ひとつ。 だが欧州チャンピオンズリーグ準決勝でレアルマドリードに敗退したため、 体調を万全に整えることができるだろう。 カフー、ロベルトカルロスの両サイドやボランチのエメルソンは歴戦のつわもの。 非常にお馴染みのタレントが揃っているので、今から楽しみだ。 しかしDF陣やGKはW杯初体験なので不安が付きまとう。 南米予選でもDF陣が崩され簡単に失点を許した。
南米予選に苦しんだブラジルだが底力はあると思う。 実際、予選トップのアルゼンチンに対し、ホームでは3−1で一矢報いている。 今度のW杯はブラジルならではのファンタジーは希薄で 泥臭い展開が多くなりそうだが、予選リーグの組み合わせにも恵まれ、 腐っても大国を実証してもらいたい。 大国復権の正念場となるブラジルの戦いには大注目。 そして是非とも決勝トーナメントで日本とぶつかってほしい。
そういえばブラジルって1950年の第4回母国ブラジル大会、 当時は決勝トーナメントでなくリーグ戦だったが、 その決勝リーグの最終試合ウルグアイ戦で引き分けでも優勝だったのに なんと逆転負けでウルグアイに優勝をさらわれ、悪夢の準優勝に終わった時、 20万人収容のマラカナンスタジアムで4人がショック死したそうだ。( ̄◇ ̄;) それほどまでサッカー熱の激しい国なんだな。 しかし4人のショック死も凄いけど、 20万人収容の超巨大スタジアムがあることも凄い…。(@_@)
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