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12月の調和 - 2006年12月19日(火)

 iDの何が絶賛ポイントかというと。
異種格闘技戦だった歌声が、今年はタッグを組んでいるという点だろうか。
光さまが1ポイント上がって、剛くんが1ポイント下がったというか。二人の間の溝が埋まってきた感じ。

 年々光さまはお歌が上手くなっているのだけど(J王国内では上位をキープできる上手さよ!と親の欲目で考えてますが何か?)いかんせんディーヴァの歌声と合わさると劣化して聴こえるというか。
ゆず○だのクリスマスソングのサビを聴いた時のようなビミョーさが心に残るアルバムが続いていた。
まあアルバムリピート4巡目ぐらいからは、このビミョーさがKinKiだし!とキンキ☆クオリティを納得していたのだけども。

がしかし。
今年のディーヴァは、ケリーという名を得て、綺麗な日本語を綺麗なお声で歌う事をやめていた。
彼は孤高のアーティストへの階段をまたひとつ上がっていた。

 独特な節回しでわざと音階と歌詞を曖昧に歌うケリーと、天 然 で 曖昧なプリンスとの歌声が、隕石にぶつかったような奇跡で見事にハーモニー。
 これぞ12月の調和。

 ブラボー。アルバム1巡目から違和感がない……!と感動に打ち震えていたのだけど、オリコンを読んだら、ただ単に 機 械 処 理 の関係でこうなったのかもとも思う。笑
二人はもっとアルバムに関わって、何かと弄りたかったようだけど、彼らの歌声はあまり弄らない方が良い気がする。
ゴチャゴチャした処理をしない生の声がいちばん合う。



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