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:::2009年03月04日(水)
:::続報




前回の日記から若干日があきましたが、今後についてほぼ固まってきたので続報を書きます。


結論をまず書くと、5月くらい?からまた東京で働くことになりそうです。
前の日記を書いてからまた少しあって、ふたつの会社の面接を受けさせていただいての感触と、家族との話し合いと、私自身がどうしたいのかについてと。
いろんなことから上京を決めました。


以下、順を追ってそこに至る経緯を。


決めた、といっても、消去法ということもできるような感じです。父の知人を通じて紹介していただいた企業での面接とその後の対応は、私的にちょっとないな、というものだったのです。
面接内での詳しい話は伏せますが、その企業の商品が好きで面接にたくさん人が来るけど使えない人が多い、のようなことを人事の方が笑い話にしていたり、数日で結果がくると言いながら面接後半月近く何の音沙汰もなく「落ちた?」と思ったら二次面接のお知らせが日にち伺いではなく決定事項として送られてきたこと(すごく近い日程)、など。私的にはちょっと失礼だな、という感触でした。


東京の企業の面接では社長を紹介していただいたので直接お話をさせていただくことができました。
印象としては、ものすごくいい!というほどではないけれど、自分が面接にあたって、入社したら扱うことになる仕事について調べていて確認したいと思っていた箇所について質問して返ってきた答が、自分の予想したものだった、というか、方向性が似たような感じというか……。説明しにくいですが、とにかく、働いた時の自分の様子が思い浮かびやすかったり、こういう風に提案していこう的なビジョンが思い浮かぶ感じでした。
仕事内容についても、派遣時代にやっていた仕事の進化バージョンのような仕事で、さらに私の志向を汲んだ形で他部署を兼務しながら経験をつむことができるような内容です。


ただ、東京の企業の方は地元企業(コネあり)とは違って他の候補者の人もいるので落ちる可能性が高く、微妙だった地元企業に否応なく行くことになるかも、地元を断って他を探す?でもなあ……という状況でした。


そこに、東京の企業の方からも採用のご連絡をいただきました。
ただ、面接時に最低でもこれくらいは、といったその最低年俸の金額での提案だったので、また悩みつつ(受かりたくて生活が少し苦しいレベルの額を言ってしまっていたのでした)、給与の交渉をしつつ上京しよう、ということに決めて、現在交渉中です。
採用内定は出ているけど給与交渉で「やっぱりナシで!」と切られる可能性も無きにしも非ずですが(もしそうなったら悲しいどころじゃないです!)、社長さんに是非一緒に働きたいです、といっていただけたので多分大丈夫と信じています。
条件面などが決まったら出社日などについての調整に入り、引越しをして、大体5月位から働き始める予定になりそうです。


まだ本当に上京できるのか自分で疑っている部分があるので(笑)具体的な出社予定日が決まるなど現実味を帯びてきたら、実家に戻る時に知らせた人たちにまた上京しますの連絡をしていこうと思っています。




今まで、この1年やその他たまに数ヶ月ずつ行ってきた転職活動で、馬鹿にされたりセクハラまがいのことを言われたり、最初から相手にされなかったりと自分の無力さを痛感してすっかり自信をなくしていた私にとって、人からの紹介ではありますが父のコネでなく正社員での採用通知をもらえたことは、正直まだ信じられなくて、でもとても嬉しかったです。
あんな、どう考えても人生アウトな状況から選べる立場になるとは思わなかったです。


約1年前に実家に帰ることを決めたときには、希望したとしてももう実家近くから離れることはないのだろうな、と漠然と考えていたのに、何もかもがちっともうまくいかなかった1年を経てこんなに早く、再び上京することになるなんて全く考えていませんでした。
すべて自分の会社で人が必要になった時に私のことを思い出して紹介してくれた知人のおかげだと思っています。前に一緒の職場だっただけで、あまり仕事上の接点がなかったのにずっと気にかけてもらえて、本当にいい人です。


またもう一人、今回の就職のことで、色々相談に乗ってもらった地元の友達もいます。
東京の企業の方で採用通知をいただいた際に給与交渉をしていいような状況かどうか分からず(むしろしたら切られるんじゃ……)と思って、「年俸○○円か無職更新かどっちにしたらいいの?」とテンパって泣き顔の顔文字つきメールを送ってメッセで相談に乗ってもらったのですが、私がネガティブに受け取っていた自分の状況を、客観的に見ればものすごくいい状況なのだとずっと説得してくれて、とても元気をもらいました。


彼女が以前転職する際に話を聞いていたのですが、その時と逆だね、といいながら相談に乗ってくれて、最後に、「あなたから泣き顔付きのメールが来ると思ってなかった、でも嬉しかった」と言われました。
私と彼女は小学校からの付き合いですが、そういえば切実な相談をするのは初めてでした。私は日記でも分かるようにふらふらしててすぐいっぱいいっぱいになってしまう性格なのですが、あまり外に出ないらしく、相談事もほとんどは自分で何とかしようとする傾向があるようです。
彼女はいつも自分の相談ばかりだったから、自分が相談を受けることができて嬉しい、ちょうど自分は自信を失っている時期だったから余計に、と言ってくれました。
そんな風に思っていたなんて、と意外で、切羽詰らなくても時には周囲に相談することもありなのかな、と思うきっかけになって、そういった意味で彼女にとても感謝しています。


うれしい、というより、本当に?後でやっぱりなしって言わない?という状態での日記ですがなんだか浮かれた内容になったような。
これでダメになったらすごくかっこ悪いですが、このままうまくいきますように、という願いを込めて、言霊的な意味をこめて。


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